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創業360年の老舗の新提案。日本の伝統を活かした香り豊かな「和」のチーズケーキ

おいしいマルシェ

2019年6月、東京の千代田区神田淡路町にオープンした和カフェ「大三萬年堂HANARE(だいさんまんねんどうハナレ)」。この店のルーツは、兵庫県たつの市にある和菓子店 「大三萬年堂」。江戸時代中期に創業し、龍野藩のお城に献上する御用菓子の店として、現代に至るまで約360年の歴史を重ねてきた老舗です。

その13代目に生まれた安原伶香さんが、「和洋折衷・温故知新をテーマとした 新しい御菓子で日本の伝統文化を繋いでいきたい」と一念発起。様々な和菓子だけでなく洋菓子も食べ歩いて研究を重ね、「和スイーツ」の新ブランドとしてプロデュースされました。

洋菓子の製法に「和」の素材を活かしたシリーズとして人気なのがお店のオープンと共に登場した「酒粕シリーズ」。

2017年、北海道・大雪山の麓、上川町に新たに誕生した酒造会社「上川大雪酒造(かみかわたいせつしゅぞう)」とのコラボで、北海道産の酒米と大雪山系の天然水から生まれる純米酒を搾った酒粕を使用。カステラやロールケーキこんぺいとうなど、様々なお菓子を提案しています。

その中でも、私が面白いなと思ったのが、この「酒粕ちーずけーき」です。2層仕立てで、土台は酒粕を練りこんでしっとり焼き上げた濃厚なベイクドチーズケーキ。上はふんわり軽やかなムース状のレアチーズクリームと、2つの異なる食感が楽しめます。

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これはまさに、「発酵食品」という共通要素で結ばれた、日本の伝統的な食文化である「酒粕」と、ヨーロッパの伝統的な食文化である「チーズ」との融合。口の中でふわりと華開く熟れた果物のようにフルーティーな香りや、じんわりと広がる何とも言えない旨味が印象的で、大人に楽しんでいただきたい味わいです。

とはいえ、日本酒そのものが入っている訳ではないので、酔っ払うほどお酒が効いている、というのではなく、品よく感じられるバランスに調えられています。

表面は真っ白な粉糖で覆われ、あたかも北海道のパウダースノーを思わせる清らかな白さ。通年販売品ですが、寒い季節に粕汁で温まりたくなるように、冬場にお勧めしたいチーズケーキです。

もちろん、コーヒーや紅茶、ワインとも相性がよいのですが、お好きな方は、日本酒と共に召し上がっていただくのもお勧めですよ。

食の分野でもますますグローバル化が進み、世界各地のスイーツが集まり、幅広く楽しめる日本。そんな日本で、日本古来の食文化を活かしたチーズケーキがいただけるというのは、誇らしくも嬉しいことですね。

酒粕ちーずけーき(プレーン)/大三萬年堂HANARE

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