車の製造年月日の調べ方
車の年式=製造年と考える方もいるかもしれません。しかし、年式と製造年が一致するとは限らないと考えたほうが良いでしょう。
あくまでも車の年式からは、製造年を推測することしかできません。シートベルト下部に記載されている製造年月からも推測できますが、正確に調べたいのであればディーラやメーカーに車体番号を伝えて聞くことが確実と言えるでしょう。
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年式で税金が変わる?古い車は注意!
車の年式で一番大きな影響は、年式を元に税金が決まるということではないでしょうか。年式によって変わる税金は、以下の2つがあります。
- 保有することにかかる自動車税
- 車検時にかかる自動車重量税
税金が高くなる理由は、環境負荷が大きい(排出されるガスが多い)ためとされ、国土交通省ではグリーン化と呼んでいます。
具体的には、まずは自動車税で、ガソリン車、LPG車で13年を超えるもの、ディーゼル車で11年を超えるものが対象で、普通自動車で15%(軽自動車では20%)ほど重課されることになります。
自動車重量税の方も同じような重課があり、13年を超える車と18年を超える車の2段階となっています。ここで重課の対象となるのは通常のガソリン車やディーゼル車などの場合です。
ハイブリッド車、電気自動車、天然ガス自動車などの環境にやさしいとされる、いわゆるエコカーでは、エコカー減税などがあったりと、環境負荷による税金の軽減や重課は車種により様々です。
10年を超える年式に差し掛かっている方は個別に確認してみてください。