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新世代トランスジェンダーの新しいアイコン"サリー楓"の誕生の瞬間を捉えた現在進行形のドキュメンタリー『息子のままで、女子になる』公開決定!

cinefil

©2021「息子のままで、女子になる」

©2021「息子のままで、女子になる」

©2021「息子のままで、女子になる」

サリー楓さんのコメントが到着!

サリー楓
©2021「息子のままで、女子になる」

2018年の夏、プロデューサーのスティーブンから「Could we film your documentary?(君のドキュメンタリーを撮らないか?)」と言われた。LGBTドキュメンタリーって嫌いなんだよな……と、心の中でつぶやいた。
私にとって、LGBT当事者だということは、数あるアイデンティティの一つにすぎないからだ。私は20年以上の男子生活をコンプレックスに感じているが、誰しもコンプレックスの一つや二つはあるだろう。
LGBTを取り巻くステレオタイプな主張は、「嫌い」を通り超えて、虚しいとすら感じる。私のLGBTっぽい部分だけが取り上げられ、あたかもそれが私の全てであるかのように見せられるのは御免だ……。
とにかく、私は、矛盾を抱えたままドキュメンタリーの撮影を承諾した。
しかし、ここに、すべての人たちに観てほしいドキュメンタリー映画が生まれた。
特に、「自分は“すべての人たち”に入らない」と思っている、すべての”あなた”に観てほしい。
世の中は私たちをステレオタイプに捉え、知っているカテゴリーに分類する。カテゴリーがあることで得られる理解もあれば、カテゴリーがあることで受ける苦痛もある。だから、やっぱり、私はLGBTドキュメンタリーが嫌いだ。
ところで、あなたに質問したいことがある。
「この映画は、LGBTドキュメンタリーだっただろうか」
You Decide.

エグゼクティブプロデューサーSteven Haynes (スティーブン・ヘインズさん)のコメント

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エグゼクティブプロデューサー
Steven Haynes

私は楓に出会ったその時、彼女に尋ねました。
「あなたは自分が美しいと思いますか?」
彼女の答えはこうでした。
「あなたが決めてください」
私は、この映画が私たちの人生に必要な会話のきっかけになることを心から願っています。憎しみは無関心から始まるのですから、一緒に学んでいきましょう。この映画の核心は、LGBTQの人間が、安全に、自由に、幸せに世界を生きたいと願う人生を描いていることです。
……..それは求めすぎなことですか?
だからこそ、若い人と心の若さを保つ人々が立ち上がり、声を上げ、日本がただ黙っている国ではなく、過去を振り返りながらも、私たちが自身を尊重しながら前進していることを世界に示さなければならないのだと思います。太陽が沈む前に、日本の良心と愛をみんなに感じてもらいましょう。

本作の監督・杉岡太樹(すぎおか・たいき)さんのステートメント

杉岡太樹監督

この映画は、楓とスティーブンと僕、考え方も目的も違う三人が中心になって、様々なバックグラウンドを持つ出演者や制作陣と共に作りました。たくさんの衝突や苦境を乗り越えて、ついに本作の公開を迎えることができるという事実こそが、多様性の結晶にほかならないと自負しています。
一方で、近年目にすることが増えてきた「多様性」や「ダイバーシティー」という言葉の使われ方には、どこか排他的な空気を感じます。画一的なポリティカル・コレクトネスに沿った「多様性」を包摂できない人は、まるで存在してはいけないかのように扱われていないでしょうか。
男性に生まれた楓が女性として生きようとする意志も、その息子の決断に戸惑う楓の父親の感情も、誰にも蹂躙されるべきではないと思います。より多くの選択肢が認められる自由な社会を目指したい。だからといって、今はまだその選択肢を認められない人を第三者が悪者として非難する必要もないはずです。
多様性を含む社会では、理解できないことを理解できないまま受け入れ、共存する必要があるはずで、それは表面的には白黒はっきりせず、一筋縄ではいかないでしょう。そして、忍耐力が必要です。そのような「厄介でめんどくさいコミュニケーション」を尊ぶことが、本当の自分を恐れずに生きていく唯一の保証になる。そう信じてこの映画を作りました。

■STORY
男性として生きることに違和感を持ち続けてきた楓は、就職を目前に、これから始まる長い社会人生活を女性としてやっていこうと決断する。幼い頃から夢見ていた建築業界への就職も決まり、卒業までに残された数か月のモラトリアム期間に、楓は女性としての実力を試そうとするかのように動き始めた。
ビューティーコンテストへの出場や講演活動などを通して、楓は少しずつ注目を集めるようになる。メディアに対しては、自身が活躍することでセクシャルマイノリティの可能性を押し広げたいと語る楓だが、その胸中には、父親の期待を受け止めきれなかった息子というセルフイメージが根強く残っていた。社会的な評価を手にしたい野心的なトランスジェンダー女性と、父親との関係に自信を取り戻したいとひそかに願う息子。この二つの間を揺れながら、楓はどんな未来をつくり上げていくだろう。
これは、社会の常識という壁に挑みながら、自分だけの人生のあり方を模索する新しい女性の誕生ストーリーである。

■クラウドファンディング情報
映画『息子のままで、女子になる(英題:You decide.)』劇場公開支援プロジェクト
新しい世代を代表するトランスジェンダーアイコン、サリー楓に密着したドキュメンタリー映画「息子のままで、女子になる」(英題:「You decide.」)。劇場公開を全国に拡げるための配給・宣伝費用のご支援をよろしくお願いいたします!

映画「息子のままで、女子になる(英題:You decide.)」劇場公開支援プロジェクト | MOTION GALLERY

サリー楓 Steven Haynes 西村宏堂 JobRainbow 小林博人 西原さつき / はるな愛

制作・監督・撮影・編集:杉岡太樹

エグゼクティブプロデューサー:Steven Haynes

監督助手:新行内大輝  撮影:新行内大輝、小禄慎一郎  
リレコーディングミキサー:伊東晃 テキスト:舩木展子
ヴィジュアルデザイン:ヒノキモトシンゴ  宣伝:大福、大西夏奈子
音楽:tickles、yutaka hirasaka、Lil’Yukichi、Takahiro Kozuka、Ally Mobbs、ruka ohta

106分/日本語・英語/カラー 
©2021「息子のままで、女子になる」

2021/6/19(土)よりユーロスペース他全国順次公開!

Japanese | Youdecide

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