原付や125ccバイク、自転車はバイパスを走行できる?

一般的に、バイパス道路を自転車で走行することは可能です。ただ、バイパスでも「自動車専用道路」と定められている道路は、自転車を含む125㏄以下の二輪車に加えて原付バイクは走行出来ません。

自動車以外でバイパスを利用したい場合、事前にバイパスが自動車専用道路なのかを確認しておきましょう。

また、渋滞が少なくスピードを出して走行している車が多いため、自転車を含む125㏄以下の二輪車でバイパスを通行する時は、注意が必要です。

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バイパスに通行料金はかかる?

お金と車
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一般道路と同じ無料のものから通行料金のかかる有料道路の場合もあります。料金や道路の種類で見ると、おおむねこのようなパターンに分かれます。

一般道路としてのバイパス

多くのバイパスは通行に料金はかかりません。一般道路として扱われるものから、高速道路と一体となって運用される料金がかからない道路までさまざまです。

有料道路としてのバイパス

バイパスを建設するためには多額の費用がかかります。そのため、有料道路となる場合も多くあります。受益者負担という便利になった分、通行する人が料金を負担するという考え方です。

有料道路の場合、建設費をすべて回収できた場合には、その後は通行料の徴収をやめて無料開放されることもあります。静岡県内の国道1号線のバイパスはその一例です。

高速道路としてのバイパス

通行料金がかかるバイパスのうち、高速道路と一体となって運用されているバイパスもあります。

有名なのは名神高速の支線扱いの京滋バイパス、名阪国道などです。そのほか各地の「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路(A’路線)」もバイパスとして整備されたものがあります。新東名高速道路も、東名高速に対するバイパスとも言えます。

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