LEDルームランプへ交換時するときの注意点

ルームランプ
©ahimaone/stock.adobe.com

LEDルームランプは明るすぎるのがデメリットにもなる

LEDの最大のメリットは室内が明るくなることですが、人によっては明るすぎる…と感じる方もいるようです。

明るすぎる光が苦手な方は、色温度はK(ケルビン)という単位で現す「色温度」でルームランプを選ぶとよいでしょう。

電球色(約3,000K)のものであれば、優しい暖色系の光なので落ち着いて温かみのある雰囲気になるためおすすめです。

LEDランプへ交換する際、輸入車・三菱車は注意!

ルームランプを純正の白熱電球からLEDランプに交換する場合、BMW・MINI・メルセデスベンツ・アウディ・フォルクスワーゲン・ボルボ等の輸入車と三菱車は、注意が必要です。

これらの車は、電球が正常に点灯しているかどうかをチェックし、正常じゃないと判断した場合、配電を中止するように設定されています。

また、上記の方法でLEDランプに交換した場合、正常ではないと判断されてしまう場合があり、点灯しなくなってしまう可能性があるのです。

上記のメーカーの車でどうしても交換したい場合は、自分でやらず専門店に施工を依頼しましょう。

(広告の後にも続きます)

簡単!ルームランプの交換方法

注意点だけ確認しておけば、作業自体は簡単です。

用意するもの

ルームランプを交換する前に、以下の道具を用意しましょう。

  • 内張りはがし(無ければマイナスドライバーでも可)
  • 規格に合う交換用白熱電球かLEDランプ
  • ビニールテープ(マイナスドライバーを使う場合)

①ランプカバーを外す

ルームランプの交換には、まずランプカバーを外す必要があります。ランプのスイッチを切ったら、内張りはがしやマイナスドライバーをランプカバー外周の隙間に差し込んで、丁寧に外しましょう。

マイナスドライバーを使う場合は、車に傷を付けないためにビニールテープを巻く必要があるので、注意してください。

②電球を外す

ランプカバーを外したら、内部の電球を外しましょう。ルームランプを消した直後は、電球が熱くなっているので、火傷しないように冷ましてから電球を外すようにしましょう。

③新しい電球を取り付ける

古い電球が外せたら、新しい電球を取り付けましょう。

ルームランプの端子には、上画像のようにプラスとマイナスの極性がありますが、旧来の白熱電球には極性が無いので、向きを気にする必要がありません。

ただし、LEDランプに変更する場合は、以下のように極性に注意する必要があります。

上画像が、LEDランプを取り付けた様子です。赤い導線がプラス側、黒い導線がマイナス側になるように取り付けましょう。

④スイッチを入れて点灯を確認

白熱電球、またはLEDランプを取り付けることができたら、点灯するか確認してみましょう。

スイッチを入れて、点灯しなかった場合、端子の接触不良が考えられます。電球を一旦取り外して、端子部分に汚れや異物がないか確認しましょう。

また、LEDランプの場合は、プラス・マイナスの極性が逆に取り付けられていることが考えられるので、一旦外して極性を入れ替えてから、再度取り付けましょう。

⑤ランプカバーを取り付ける

しっかりルームランプが点灯することを確認したら、ランプカバーを取り付けて終了です。別のルームランプを交換する場合も、手順は同様ということを覚えておきましょう。

【上級者向け】ルームランプの増設方法

車体が大きかったり長かったりする車は特に、ルームランプを増設したい…という方が多いのではないでしょうか。上級者向きなので、少々手間はかかりますが、増設したあとの利便性を考えたら、時間がかかっても設置する意味はあるかもしれません!