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エンゼルス・大谷、怪我は軽傷も球団は冷や汗? アクシデントの裏で浮き彫りとなった二刀流の問題点とは

リアルライブ

 「次は慎重になるんじゃないか?」

 エンゼルス・大谷翔平が4月4日(現地時間、以下同)のホワイトソックス戦に先発し、かつ「2番・ピッチャー」で登場した。第一打席で右中間に特大の2号ソロを放ち、アナハイムスタジアムのファン、及びテレビ中継を観ていた野球ファンは“リアル二刀流”に狂喜乱舞したが、ホームベース上の交錯プレーで負傷退場となってしまった。

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 「試合後、大事は至らなかったと、球団、本人ともに伝えています。本当に大丈夫なら、8日からのブルージェイズとの4連戦のどこかで先発登板してきますが。様子見ということで、1回登板を飛ばすのではないかと思われます」(米国人ライター)

 データによれば、先発投手が「2番」で出場したのは、1903年カージナルスのジャック・ダンリービー以来。長いメジャーリーグの歴史の中で、2人しかいない。史上3人目、118年ぶりの“偉業”だった。

 米国の野球ファンが同日の二刀流に注目していたのも納得だが、こんな指摘も聞かれた。
 「大谷の弱点も見たような気もします。マジメさです」(前出・同)

 重心を落としてタッチプレーに入る前だったので、走者のスライディングで足元をすくわれたという。

 そもそも、今回の転倒負傷だが、大谷の失投によるもの。捕手が後方にそらし、バッターは振り逃げで一塁へ。捕手の一塁送球も悪送球となって、その間に二塁走者が本塁突入を試みた。ボールはホームベースのカバーに入っていた大谷に送球されたが、これまた、悪送球となり、ジャンプして捕ろうとした大谷は足元をすくわれて、転倒してしまった。

 一般論として、交錯プレーのリスクを先に考え、捕球せずに避けていくピッチャーも少なくない。大谷は自分の投球ミスから始まった「失策の連鎖」を止めたかったのだろう。

 日本のプロ野球解説者がこう続ける。

 「そのアクシデントが発生した5回ですが、大谷はコントロールミスで直球が高めに浮き始めていました。前日も打者で出場しており、疲れがあったのかもしれません」

 今後は体力面での勝負になる。全て、全力プレーというマジメさ。これが、弱点として指摘されている。

 「大谷が故障すると、打線、先発ローテーションともに戦力ダウンです。エンゼルスはこの試合で大谷が故障する恐怖を知ったはずです」(前出・米国人ライター)

 日本ハム時代、投手と打者のどちらかに比重を置き、二刀流を継続してきた。今季は投打ともにフル回転で行こうとしている。

 気になった点もある。コロナウイルス感染防止策で球場を満員にできないからだろう。同日の大谷は直球系のボールを投じるごとに声を挙げていた。その雄叫びが衛星中継の画面からも確認できた。花巻東、日本ハム時代もそうやって投げていたと思われるが、恥ずかしながら、球場にいても気が付かなかった。「常に全力投球」の姿勢は好感が持てるが、怪我のリスクも多く抱えている選手でもあるようだ。勝利打点、勝利投手、ともに大谷。そんなリアル二刀流のゲームが見たい。(スポーツライター・飯山満)

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