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ドラマ『雪降花』は放送を迎えられるのか…批判高まる韓国ドラマ界

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JTBCの新ドラマ『雪降花』に対する非難が強まっている。一部のみ公開されたあらすじに、民主化運動とスパイを関連付けるようなストーリーが登場したためだ。

世論の力で打ち切りとなったドラマ

(c)SBS『朝鮮駆魔師』ポスター

先立ち、歴史歪曲問題などで物議を醸したSBSドラマ『朝鮮駆魔師』は、放送開始からわずか4日、2話までの放送で異例の打ち切りとなった。
これによって、緊張感の増しているテレビ局と制作者らは、『雪降花』が二の舞になるのではないかと懸念している。

反対に、『朝鮮駆魔師』の打ち切りで自信がついた世論は、無差別に攻撃を敢行している。

だが『朝鮮駆魔師』と『雪降花』に対する物議は根本的に違っている。『朝鮮駆魔師』は番組の内容と中国風の背景が物議を醸したもの。反面、『雪降花』は単純にあらすじの一部分で起こった攻撃。

ドラマ『雪降花』出演陣(c)各所属事務所

『雪降花』は1987年、ソウル女子寮に血まみれで駆け込んだ名門大学生の男性主人公と、厳しい見張りと危機の中でも彼を隠しながら治療してあげる女子大学生の恋愛物語。だが、世間は主人公が南派工作員(北朝鮮が韓国に送った工作員)と安企部チーム長、女性主人公の名前が民主化運動に身を投じたチョン・ヨンチョと似ているということなど、敏感に反応している。

制作側は事実ではないことを強調


物議が大きくなると、『雪降花』側は二度に渡って立場を明かした。

「今年下半期の放送予定である『雪降花』は、民主化運動を貶め、安企部とスパイを美化するドラマでは決してない」とし「80年代の軍事政権を背景に南北対峙状況での大統領選挙の政局を風刺するブラックコメディだ。未完成のあらすじの一部がオンラインに流出し、前後の脈略なく特定の文章を土台に各種非難が続いているが、それらは憶測に過ぎない」と主張した。

その後も物議は収まることなく、二次立場文を出し「現在の議論は、流出した未完成のあらすじとキャラクター紹介の文の一部で構成された、断片的な情報から始まっている。偏った情報に疑惑が重なり、事実ではない内容が事実のようになっている」とし「『雪降花』は民主化運動を扱うドラマではない。むしろ80年代軍部政権下にスパイとして追い込まれ、不当に弾圧されたキャラクターが登場する。背景と主要事件のモチーフは民主化運動ではなく、1987年の大統領選挙政局だ。だが女性キャラクターの名前は修正する」と強調した。

似た事例で成功したドラマも存在


過去、2010年に放送されたSBSドラマ『ジャイアント』も似たような物議に包まれた。同ドラマは、1970年代の経済成長期を背景に、一人の男性の成功と復讐、そして恋愛を扱ったドラマだったが、放送前にあらすじを見て独裁政権を美化するドラマだとされ、非難の矢が降り注いだ。

だがふたを開ければ、作品のストーリーは正反対。ドラマは好評を得て、最終的に『ジャイアント』はSBSで放送されたドラマの中で最終回の視聴率40%を超えるヒット作となった。

とはいえ、今回は『朝鮮駆魔師』という前例ができてしまったため、『雪降花』は途中での廃止まで覚悟して放送を始めることになりそうだ。制作陣の苦労が無駄にならない結果になることを願いたい。

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