「細雪」は和楽器バンドが温めてきた楽曲としてメンバーの想いも強い楽曲。そんなメンバーの想いに呼応するように、今秋公開される川栄李奈の初主演映画「恋のしずく」の主題歌、京都を舞台にしたTVアニメ「京都寺町三条のホームズ」のテーマソング、そしてショートフィルム「遠い時間、月の明かり」が製作され、日本文化の様々な分野でフィーチャーされる異例のトリプルタイアップ楽曲となった。現在、和楽器バンドは全国ツアー「音ノ回廊 –oto no kairou- 」(全25カ所26公演)の真っ最中。トリプルタイアップ楽曲となった「細雪」が和楽器バンドに更なる熱を纏わせ9月のツアーファイナルに向け日本中を駆け巡り、映画、アニメと共にその歌を世界に響かせる。

鈴華ゆう子(Vo)コメント
本作品を最初に見た時、映像から感じる世界観が独特で、気づいたらその世界観に引き込まれていました。男女の出会いと別れ、そしてその二人を繋ぐ数奇な運命の糸が見事に映像で表現されていて、そこに「細雪」が重なることによってより重厚な映像作品として仕上がっているのではないかと思います。見どころはやはり「細雪」という楽曲と映像とのマッチングではないでしょうか。想像力を膨らませ、この作品を見た人の心に何かを残す、そんな素敵な作品だと思いますので、一人でも多くの方に見ていただきたいです。
そして本作品では初めてナレーションにも挑戦させていただきました。初挑戦ということで最初は戸惑いもありましたが、事前にイメージ繰り返し、作品の世界に合わせた声のトーンやテンポ感、感情表現の度合いを探りました。先に男性ナレーションが既に収録を終えていたので、そこまでで生まれていた役者さんとナレーションのバランスや空気を崩さないよう調整しながらトライさせていただきました。ナレーションというお仕事は今回が初めてでしたが、また機会があれば今後も挑戦させていただきたいです。