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加藤浩次、驚きのプロデュース力…ワッキーの髭、田村亮の金髪、おぎやはぎのメガネを助言

SmartFLASH

「僕が劇場でネタをやっている新人の頃、実は、ペナルティって女の子に人気だったんですよ。それで髪型も当時流行っていた吉田栄作さんをマネして、女性ファンを意識していました。

 

 でも、芸人仲間は僕の胸毛が濃いことをいじりたいから、ライブのエンディングとかに服を脱がしたりするわけです」

 

 そんなとき芸人なら、嫌がりながらも最後は胸毛を見せて笑いを優先するのが普通。しかし当時のワッキーさんは胸毛を隠して舞台から逃走したといいます。

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「『芸人としてそれじゃいけないだろう』となったんです。そのときに加藤さんが『おまえ、なに隠してるんだ。そこまで胸毛が生えてる奴なんか滅多にいないんだから見せろよ! 面白いんだから』って助言してくれて。それで僕も『面白いのか。面白いんだったいいや』と思うようになりました。そこから僕の毛深さを生かした裸芸が始まったんです」

 

 ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんの金髪も、加藤さんの助言からです。

 

 デビュー当時の亮さんはロン毛でした。しかし、加藤さんとの共演イベントに亮さんが遅刻したことで、加藤さんは罰として亮さんを坊主にして、切った髪の毛をお客さんにプレゼントしました。

 

 その後、坊主を小汚く感じた亮さんが加藤さんに相談すると、「金髪にしろよ。かっこいいじゃん」と助言をもらい、現在まで20年以上、金髪が続いています。

 

 おぎやはぎの2人にメガネをかけることを助言したのも加藤さんです。

 

 お笑いコンビのキャラクターに、「太っている人と痩せている人」「高身長と低身長」といったパターンは以前からありました。そこで加藤さんは、「メガネとメガネ」はあまりないパターンだし、おぎやはぎは仲がいいから2人とも同じキャラの方がいいと考え、ダブルメガネを提案したそうです。おぎやはぎさんも、メガネが自分たちのキャラになったと感謝しているといいます。

 

 相方の山本圭壱さんに関してもこんなエピソードがあります。出会った頃、山本さんはポッチャリ程度で太り方が中途半端でした。そこで加藤さんは、山本さんに「もっと太った方いい」と助言しました。ダンスも得意だし、「動けるデブ」になれば面白くなるからです。

 

 これからはそういった才能を生かして、加藤社長がプロデュースした芸人やタレントを見てみたいですね。

 

取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター・お笑いジャーナリスト

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