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近鉄タフィ・ローズ来日初の1試合3打席連続本塁打(2002年6月15日)

週刊ベースボールONLINE


来日中の愛息カールJr君と。「ヨッシャー」で締めたのはカール君


 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は6月15日だ。
 
 前年の2001年、日本最多タイの55本塁打でリーグ優勝に貢献した近鉄・タフィ・ローズは、翌02年もすごかった……。

 近鉄が8年ぶりの10連勝を飾ったのが、6月15日のダイエー戦(大阪ドーム)。試合は打撃戦となり、9対7で近鉄が制したのだが、ローズはなんと3打席連続弾で7打点。まさに一人でダイエーをねじ伏せてしまった。

 ダイエー・王貞治監督は「これでローズに9本塁打を打たれたんだろ。防ぎ方を考えんと」と天を仰いだが、これも前年記録がかかった試合で勝負を避けた報いか……。

 この日のローズの談話を拾ってみよう。
 1回裏、ダイエー先発・星野順治からの23号は「ちょっと先っぽだったかな」。それでも右中間に2ランをドスン。
 2回裏、2本目の24号は同じく星野からだったが、「今度はちょっと詰まったね」と言いながら右翼席に3ランをこれもドスン。

 1本目はシュート、2本目はスライダー。ひっかけさせようと投げた球を技ありでスタンドに運んだ。
 この2発で乗ってしまったローズは4回裏、会心の一発を放つ。
 投手は二番手・倉野信次。一死一塁で136キロのストレートが真ん中やや外寄りに来た。ローズが鋭くバットを振り抜くと、打球はバックスクリーン上段に突き刺さる超特大弾。
 いまより明らかにボールが飛んだ時代だが、その中でも超豪快な一発だった。

「3本目はよかったね。あれはいい感じだった。今年はどのチームも勝負を挑んでくれるね」
 とローズ。3打席連続弾は来日7年目にして初だった。これで53試合で25発のハイペースである。

 来日してた息子のカール・ジュニア君の前での3連発で「こいつは僕のお守りさ」とローズ。お立ち台では、そのジュニア君が「ヨッシャー!」とかわいい声で締めた。

写真=BBM

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