
2019年8月、川口が故郷の五島列島に帰った際、知人がカレとのツーショットを撮影していた
新型コロナ禍でなかなか郷里に帰れない現在、「帰省」は特別なイベントになった。だが、2019年8月に女優・川口春奈(26)がした「里帰り」は、まだ “オールド・ノーマル” の当時でも、大きな意味のあるものだった。
そして、この3カ月後に急遽、川口はNHK大河ドラマ『麒麟がくる』への出演が決まるのだが、当時の彼女は、それを知る由もない。だからこそ、近しい人に率直な思いを打ち明けていたのだろう――。
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「当初、2020年1月放送開始の『麒麟がくる』では、帰蝶(濃姫)役に沢尻エリカ(34)の起用が発表されていました。沢尻にとっても、女優デビュー19年めに掴む大役で、周囲も女優としての評価が高まっていた彼女の帰蝶役を期待していたんです」(NHK関係者)
しかし、沢尻は2019年11月、麻薬取締法違反容疑で逮捕された。主要キャストの穴を埋めるため、川口に白羽の矢が立ったのだ。この起用が転機になったと、芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は話す。