2018パ・リーグ6球団の新人事情は?
2018パ・リーグ6球団の新人事情は?
チームに新風を吹き込む男たち――。新人選手の躍動はチームにとって大きな力となり、さらに優勝へ向けても欠
チームに新風を吹き込む男たち――。新人選手の躍動はチームにとって大きな力となり、さらに優勝へ向けても欠かせないスパイスだ。果たして現状はどうなっているのか。パ・リーグ6球団の新人事情を見ていこう。

北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・清宮幸太郎

 注目のドラフト1位の清宮幸太郎は一軍昇格も果たしたが、結果を残せずに5月28日からは二軍で調整中。それでも天性のパンチ力は目を見張るものがあり、ここまでイースタントップの10本塁打と量産(成績は6月10日現在)。DHが使えるホームゲームが多い交流戦後半での再昇格の可能性も十分にある。清宮以外では2位入団の西村天裕が開幕から中継ぎに定着。東大出身で話題を集めた宮台康平も二軍で登板数(5)こそ少ないが、防御率は1.93と潜在能力の高さを披露。一軍の投手陣に疲れが出てくる中盤戦以降での初昇格を狙う。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・藤岡裕大

「トヨタ自動車のショート」のブランドをさらに押し上げている。昨季の新人王・源田壮亮(西武)に続く新人王候補の筆頭、ドラフト2位の藤岡裕大だ。強肩&強じんな脚力に裏打ちされた守備のポテンシャルに加え、打席に立てば確かなパンチ力を披露している。現在は二軍で腕を磨き直しているが開幕スタメンに名を連ねた4位の菅野剛士、先発ローテの救世主となりつつある5位の渡邉啓太と即戦力が目白押しだ。さらには未来の四番・1位の安田尚憲が二軍戦で確かな才を示している。2017年秋のドラフトは、球団史に残る“成功ドラフト”となるかもしれない。

オリックス・バファローズ



オリックス・西村凌

 新人8人のうち社会人出身の全5人が、すでに一軍出場。開幕から先発ローテーションを守っているドラフト1位の田嶋大樹は5勝(3敗)を挙げ、野手では8位の山足達也が開幕二塁スタメンに。3位の福田周平も5月以降、代打や守備固めに加え、二番・二塁で先発も。捕手登録ながら、好打が売りの西村凌は交流戦で初昇格を果たし、外野手として同日に初出場初安打。6月9日のヤクルト戦(神宮)では決勝本塁打を放つなどパンチ力も披露した。3年連続Bクラスに沈んでいるとあって、チーム力の底上げを期したドラフトが、シーズン序盤に結果に表れている。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・岩見雅紀

 楽天でこれまでに一軍デビューを果たしたのはドラフト1位の投手・近藤弘樹と2位の外野手・岩見雅紀の2人だ。岩見は開幕二軍スタートとなったが、打率.365、4本塁打、18打点という好成績で、イースタン・リーグの3・4月度月間MVPとなった。その勢いを買われて5月18日に一軍昇格。しかし9打席連続安打なし、そのうち6個が空振り三振と一軍のカベに直面する。また、近藤は6月6日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初登板初先発。初回、ゲレーロに2ランを浴びるも、粘りの投球を披露。失点はこれのみだったが、5回途中に下半身の負傷により緊急降板。いずれもホロ苦スタートとなっている。

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・高橋礼

 基本的には育成重視のルーキーたちだが、今季は投手陣に故障者が相次いだこともあり、すでに大卒組のドラフト2位・高橋礼、4位・椎野新は一軍デビューを果たした。特に高橋礼は当時離脱していた千賀滉大の代役として4月22日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、2013年の東浜巨以来となる初登板初先発の大抜てき。制球に苦しみ4回3失点で負け投手にはなったが、その後は中継ぎとして2試合に登板し粘投を見せた。球界でも珍しいアンダースロー右腕は、二軍から再びチャンスをつかめるか。

埼玉西武ライオンズ



西武・伊藤翔

 新人で唯一、一軍経験があるのが伊藤翔だ。開幕一軍入りを果たしたドラフト3位右腕。4月12日に登録を抹消され、22日に再昇格、そして5月16日に再び二軍行きとなったが、一軍にいる間、中継ぎで8試合に投げ防御率3.00をマーク。現在は二軍で先発調整している。ドラフト1位の齊藤大将は二軍で防御率5点台。まだ時間がかかりそうか。その他、2位の西川愛也、育成ドラフト1位の高木渉ら高卒新人も二軍で貴重な経験を積んでいる。

写真=BBM
(更新日:2018年6月12日)

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