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聖カタリナvs松山城南vs帝京第五

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聖カタリナ学園主砲・川口翔太、驚愕2発で東海大菅生戦勝利へ発進!

松山城南戦3回裏に2ランを放った聖カタリナ学園4番・川口 翔大(3年・遊撃手)

 3月6日(土)全国各地で高校野球の練習試合が解禁。昨秋県大会優勝・四国大会準優勝の実績などを認められ、今回のセンバツで創部5年目にしてはじめて甲子園の土を踏む聖カタリナ学園(愛媛)は、愛媛県松山市の松山城南高校グラウンドにおいて、昨秋県大会決勝戦で対戦した松山城南、NPBスカウト注目のナイジェリア人の父を持つ長身右腕・田中 怜利ハモンド(3年・右投右打・188センチ80キロ・東板橋リトルシニア<東京>出身)ら注目選手を多数有する2017年センバツ出場校・帝京第五と変則ダブルヘッダーを行った。

 前日の5日(金)にはセンバツ旗授与式とセンバツ開会式でのリモート入場行進で心を整えた聖カタリナ学園は松山城南戦の初回からフルスロットル全開。初回に足を絡めて4点を先制すると、自慢の打線も「スイングスピードを上げることをテーマにしてきた」(越智良平監督)成果が表れ2試合通じて5本塁打。

 松山城南で先発した櫻井 頼之介(2年・右投右打・170センチ58キロ・尼崎ボーイズ<兵庫>出身)も「抜け球が多かった」といいつつ3回・46球を投げ、最速138キロ・被安打3・6奪三振で無四球無失点と順調な仕上がりを示した。

 このように各人が確かな実績を残す中、最も強烈なインパクトを残したのは4番・遊撃手の川口 翔大(3年・175センチ76キロ・松山中央ボーイズ出身)である。

 まずは松山城南戦。1回裏一死一・二塁からフルカウントまで粘った上で一・二塁間を破る先制打であいさつを済ませると、4対0で迎えた3回裏無死一塁からは2ボール1ストライクからの浮き球を「一発で仕留めることができた」と本人も納得の右越2ラン。4打数3安打3打点といきなり4番の仕事を果たした。

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 さらに帝京第五戦の第2打席では3ボール1ストライクから相手左腕がストライクを取りに来たストレートを一閃。ボールは5メートル程度ある右翼フェンスのはるか上を越え、後方の河川まで届く120メートル弾に。

 「過去一番の当たり」(川口)となる高校通算8号は「チームが勝つのが一番」と常々語る主砲の聖地躍動を予感させるものだった。



松山城南戦に先発した聖カタリナ学園・櫻井 頼之介(3年)

 収穫の一方でよき課題も出た。帝京第五戦では一転「キャッチボールの精度が低い」と主将・小澤 武門(内野手・右投右打・172センチ69キロ・稲城リトルシニア<東京>出身)が的確に指摘した序盤の失策が響き、打線も東海大菅生主戦・本田 峻也(3年)に見立てた左腕・小嶋 建吾(3年・左投左打・171センチ70キロ・弥刀東ボーイズ<大阪>出身)に対し5安打に封じられる完敗。

 それでも試合直後にはチーム恒例の選手間ミーティングで即座に修正点を整理。翌日、レクザムボールパーク丸亀(香川県丸亀市)で開催された高松・尽誠学園との練習試合では連勝を収めている辺り、修正方向のベクトル合わせも順調と言えるだろう。

 この後、聖カタリナ学園は県外遠征を中心に6試合程度の練習試合を重ね、3月23日(火)予定の大会第5日第1試合・東海大菅生(東京)との初戦に臨む予定。彼らは「練習とゲームとではやっている感覚が違う」(越智監督)誤差を是正しつつ、「対・東海大菅生」を視野に入れ、2006年の今治北以来となる「愛媛県勢・センバツ初出場初勝利」への手順を正しく踏んでいく。

 なお、注目の帝京第五・田中 怜利ハモンドは松山城南との第3試合で先発。バックの乱れもあり結果は残せなかったものの、スカウト計測で自己最速となる139キロも叩き出し「リリースが前に出て打ちにくい。ここから夏までの成長も間違いないと思う」と軒並み高評価を得ている。

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