バナナには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく含まれています。また、善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれていますから、腸内環境美化に役立つフルーツです。
(3)免疫力アップにも
腸内環境と免疫の関係は深く、腸内環境が良い状態にあることで免疫力もアップします。
そのため、バナナの美腸効果だけでも免疫をサポートすることができますが、それだけでなく、追熟したバナナを食べることで、血液中の免疫を高める働きのある物質が増えることが分かっています。
季節の変わり目は、体調を崩すことが多くなりますから、免疫を高めて体調を整えるためにもバナナですね!
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■健康美容効果を高める食べごろ&食べ方
食べごろ

シュガースポットと呼ばれる茶色い斑点がたくさん出てきたころに食べることで、ポリフェノールの含有量も増して、免疫サポートの力が一番発揮されるのだそうです。
茶色くなったバナナは、ねっとりと甘くとても美味しいですから、茶色くなるまで待ってから食べましょう。
食べ方

そのまま食べても美味しい完熟バナナですが、バナナは数本で買うことが多いため、一度に完熟になってしまうと食べきれませんよね。そんなときは冷凍がおすすめです。
食べやすい大きさにカットして冷凍します。そのままバナナアイスのように食べても、ヨーグルトやスムージーに入れてもOK!
完熟したままにしておくと、バナナが劣化して、せっかく増えたポリフェノールも減ってしまいます。バナナの劣化を防ぎ無駄なく食べるためにも、冷凍バナナを上手に食生活に取り入れましょう。
寒暖差や花粉で体調を崩しがちな春。バナナを食べて、元気に過ごしたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)