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「1986年」犬鷲の助っ人も集う“ダルビッシュ&涌井世代”/世代別ベストナイン

週刊ベースボールONLINE

プロ野球史を彩ってきた数多くの名選手たち。生まれた世代ごとに週刊ベースボールONLIN編集部がベストナインを選定して、“史上最強世代”を追いかけてみる。

セットアッパーも充実



カブス・ダルビッシュ有

 高校時代から一貫して、この1986年に生まれた世代の旗手を担っているのがカブスのダルビッシュ有だ。迎えた2018年には、メジャーでの球歴が日本球界のものを上回った。

 ひとまずメジャー挑戦は断念したが、プロ野球きっての好投手と言えるのが涌井秀章(ロッテ)。西武時代と合わせて3度の最多勝に輝いている右腕で、制球力に加えて抜群のフィールディングでゴールデン・グラブの常連でもある。この二枚看板に加え、投手陣はスターターもセットアッパーも充実している。

【1986年生まれのベストナイン】(1986年4月2日~87年4月1日生まれ)
投手 ダルビッシュ有(日本ハム)

捕手 大野奨太(中日)

一塁手 アマダー(楽天)

二塁手 上本博紀(阪神)

三塁手 ウィーラー(楽天)

遊撃手 石川雄洋(DeNA)

外野手 陽岱鋼(巨人)
    ゲレーロ(巨人)
    カルロス・ペゲーロ(楽天)

指名打者 デスパイネ(ソフトバンク)

 左のスターターは不在だが、右腕で13年の日本シリーズMVPに輝いて初の日本一に貢献した美馬学(楽天)、18年の日本シリーズでは先発に救援にとフル回転した“異能の人”井納翔一(DeNA)の先発ローテーション。18年はセットアッパーを務めている井納だが、ソフトバンク時代に11年の日本シリーズで“森福の11球”と呼ばれる名勝負を演じた左腕の森福允彦(巨人)を皮切りに、13年から2年連続で最優秀中継ぎ投手となった右腕の佐藤達也(オリックス)、タイトルはないものの左腕の榎田大樹(西武)、右腕の須田幸太(DeNA)もいて、ここではローテーションの一角で計算したいところだ。

 ただ、クローザーは不在。ダルビッシュ、涌井、美馬の先発三本柱を軸として、ラミレス監督の采配と同様に、井納のロングリリーフでゲームを作る展開もあるかもしれない。

 捕手はFAで日本ハムから移籍した大野奨太。巧打が持ち味の岡田雅利(西武)も司令塔の座をうかがっている。野手は日本人選手の層が厚くない。二塁にいる上本博紀は犠打などの小技も巧みな韋駄天だが、迎えた18年5月に故障離脱。実際にも復帰が待たれる貴重な戦力だが、ここでも不可欠な存在だ。近年は二塁手としての出場も増えている石川雄洋は暗黒時代の横浜を正遊撃手として支えた巧打者で、ここでは遊撃に“復帰”して、貴重な2人の日本人選手で二遊間を形成する。

居並ぶ右の助っ人長距離砲



巨人・ゲレーロ

 ドラフトで指名された野手で、世代唯一のタイトルホルダーが外野にいる陽岱鋼。日本ハム時代の13年に盗塁王となっており、12年からは3年連続でゴールデン・グラブにも。ここでもリードオフマンとして、そして外野の要としてチームを引っ張る存在だ。

 巨人のチームメートとなったゲレーロは中日で17年の本塁打王に。楽天で助っ人の二番打者として異彩を放ったペゲーロとの外野陣だ。

 楽天からは一塁にはアマダー、三塁にはムードメーカーとしての存在感も抜群のウィーラーという長距離砲2門。さらに指名打者には同じく右の長距離砲で17年に本塁打王、打点王の打撃2冠に輝いたデスパイネもいて、クリーンアップは盤石。内野は山崎憲晴(阪神)、外野は岩本貴裕(広島)、宮崎祐樹(オリックス)、松本啓二朗(DeNA)、代打の切り札では鵜久森淳志(ヤクルト)も同世代だ。

 助っ人頼みの打線は攻守ともに大味な印象。それだけに、先発陣の力投にピンチで踏ん張るセットアッパーなど、見せ場も多そうだ。

写真=BBM

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