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日本人メジャーリーガー通算WARランキング6〜10位。ワールドシリーズMVP打者、“雑草魂”の世界一クローザーも

ベースボールチャンネル

日本人メジャーリーガー通算WARランキング6〜10位。ワールドシリーズMVP打者、“雑草魂”の世界一クローザーも

 ストーブリーグも佳境を迎えているメジャーリーグ。2月28日(日本時間3月1日)からは、スプリングトレーニングゲームが始まる。60試合制となった2020年シーズンは、ダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)、前田健太(ミネソタ・ツインズ)両投手の活躍が光った日本人メジャーリーガー。ダルビッシュは8勝を挙げて日本人初の最多勝を受賞、前田はメジャートップ、歴代でも2位となるWHIP0.75をマークし、ともにサイ・ヤング賞まであと一歩まで迫った。
 

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 メジャー屈指の成績を残した両投手は、エース格としてチームを牽引。多大な貢献をもたらした。米分析サイト『FanGraphs』によると、同年のチームへの貢献度を表すWAR(Wins Above Replacement)(※)はダルビッシュがWAR3.0、前田がWAR2.1を記録した。
 
 では、これまでに海を渡った日本人選手はどれだけチームに貢献してきたのだろうか。今回は歴代日本人メジャーリーガーの通算WARランキングを紹介したい。(WARは『FanGraphs』を参照。)
 
※WAR(Wins Above Replacement):統計学的に分析したデータで選手を評価する”セイバーメトリクス”の指標の一つで、同じ出場機会を与えられた代替選手と比較してどれだけチームの勝利数を上乗せしたかを示す。
 
<1〜5位>

10位 大家友和


 
通算WAR 11.0
キャリアハイ 3.2(2002年)
 
 通算WAR11.0を記録した大家友和。キャリアハイはモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)に所属した2002年の3.2となった。
 
 同年は32試合(192回2/3)を投げ、13勝8敗、防御率3.18と安定した投球で自身初の2桁勝利を達成。右腕ながら対左打者に強さを発揮し、右打者に対しては防御率3.75、WHIP1.40だったが、左打者に対しては防御率2.44、WHIP1.04に抑え込んだ。
 
 以降も先発として登板を重ね、05年シーズン途中にはミルウォーキー・ブリュワーズにトレード移籍。同年は2球団で計11勝を挙げた。07年はトロント・ブルージェイズでプレー。09年はクリーブランド・インディアンスで主にリリーフとして18試合に登板した。

9位 前田健太


 
通算WAR 11.8
キャリアハイ 2.9(2016年)
 
 通算WAR11.8を記録している前田。キャリアハイはロサンゼルス・ドジャースに所属した2016年の2.9となっている。
 
 メジャーデビューとなった同年は約3割を占めた得意のスライダーとフォーシームを軸にした投球を展開。32試合(175回2/3)を投じて16勝11敗、179奪三振、防御率3.48をマークし、チームの地区優勝に大きく貢献した。
 
 17年以降も存在感を放ったが、途中まで先発を務め、終盤には大事な場面を任されるリリーフへと回るシーズンが続いた。すると19年オフに先発が補強ポイントとなっていたミネソタ・ツインズへ移籍。60試合制となった20年は先発として11試合(66回2/3)を投げ、6勝1敗、80奪三振、防御率2.70、メジャートップかつ歴代2位となるWHIP0.75をマークした。球種別の投球割合にも変化が見られ、スライダーが38.6%とさらに増加。空振り率の高いチェンジアップを29.4%で投じていた。

8位 上原浩治


 
通算WAR 11.9
キャリアハイ 3.1(2013年)
 
 通算WAR11.9を記録している上原浩治。キャリアハイはボストン・レッドソックスに所属した2013年の4.1となった。
 
 テキサス・レンジャーズからレッドソックスに移籍した同年はシーズン途中からクローザーに定着。73試合登板で4勝1敗21セーブ13ホールド、防御率1.09、WHIP0.57と抜群の安定感を誇った。チームは世界一を達成。上原自身は地区優勝、世界一の胴上げ投手となった。
 
 14年も26セーブ、15年は25セーブとチームの守護神として君臨。打者や状況によって複数の種類を投げ分けていたスプリット、フォーシームのほぼ2球種の組み立てでメジャーの強打者たちを翻弄した。17年はシカゴ・カブスでプレー。同年は半数以上を占めることも多かったスプリットが32.3%に減少し、フォーシームを63.1%で投じていた。

7位 岩隈久志

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通算WAR 12.0
キャリアハイ 4.1(2013年)
 
 通算WAR12.0を記録した岩隈久志。キャリアハイは2013年の4.1となった。
 
 同年は開幕ローテーション入りを果たすと、選手間投票でオールスターゲームにも選出されるなどシーズンを通じて高い安定感を維持。33試合に登板し、14勝6敗、防御率2.66の好成績で低迷するシアトル・マリナーズを支えた。219回2/3を投じて42与四球と持ち前の制球力の高さも際立った。
 
 以降も先発の核を担い、14年は15勝、15年は9 勝にとどまるも無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。16年は自己最多の16勝をマークした。年々球種別の投球割合にも変化が見られ、14年はシンカーが4割超を占めたが、16年は26.1%となり、スプリット、フォーシーム、スライダーが2割程度と多くの球種を満遍なく投げ分けていた。

6位 松井秀喜


 
通算WAR 13.3
キャリアハイ 3.0
 
 通算WAR13.3を記録した松井秀喜。キャリアハイはニューヨーク・ヤンキースに所属した2004年の3.0 となった。
 
 同年は2年連続となるオールスターゲーム選出と全試合出場を達成。打撃面では03年の16本塁打からの大幅増に成功した。最終的に打率.298、31本塁打、108打点、OPS.912(出塁率390+長打率.522)をマーク。強力打線の一角として地区優勝に貢献した。
 
 05年は3年連続全試合出場、規定打席に到達したシーズンでは唯一の打率3割をクリア。06年以降はけがとの戦いもあったが、09年は142試合出場で打率.274、28本塁打、90打点の成績を残してWARは2.4となった。ポストシーズンを勝ち抜いて迎えたワールドシリーズでは打率.615、3本塁打、8打点の活躍で打線を牽引。チームは世界一、松井自身はシリーズMVPに輝いた。

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