top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

久保建英はなぜ先発から外されたのか? ジョーカー起用も孤立、ヘタフェが抱える根深い問題【分析コラム】

フットボールチャンネル

久保建英はなぜ先発から外されたのか? ジョーカー起用も孤立、ヘタフェが抱える根深い問題【分析コラム】

 後半に限ればヘタフェはボール保持率で上回っていた。時間の経過とともにソシエダは自陣で守る意識が高くなったが、後半に放ったヘタフェのシュートは3本。フィニッシュに持ち込むどころか、アタッキングサードまで満足に運べない。

 ヘタフェにはまともにボールをつなげる選手がいなかった。前半のパス成功率は56%で、2本蹴ったら1本は相手に渡っているという計算になる。ソシエダの素早いトランジションディフェンスを受けると、簡単にボールを明け渡してしまった。

 先発メンバーでパス成功率が70%を超えたのはマウロ・アランバッリ(85%)ただ1人。久保(87.5%)とアレニャ(75%)の投入によって多少は改善されたが、アラン・ニョムとククレジャが50%代では、カウンターの機会すら得られないのも仕方ない。

 相手のプレスを回避するためのチームとしての仕組みはない。最終ラインの選手はプレスを受けると、簡単にロングボールを蹴ってしまう。それに前線の選手が反応するわけでもないので、カウンターにつながることもない。

 これでは得点が奪えるはずもないし、チャンスすら作れない。選手云々の問題ではなく、チームとしての戦い方がなさすぎる。久保やアレニャの個性が活きないのも当然である。

広告の後にも続きます

 セビージャ、レアル、ソシエダのような力のある相手に対して劣勢になるのは仕方ない。しかし、3季連続で8位以内に入っているチームとしてはあまりにも望みがない。いまだ改善の兆しは見えず、降格圏とは3ポイント差まで迫っている。

(文:加藤健一)

【了】

  • 1
  • 2

TOPICS

ランキング(スポーツ)

ジャンル