最近は人と会うときにも、マスクをするのが前提でメイクをする日々が続いていますね。筆者の働いている美容室に来られるお客様も、メイクの悩みを抱えている方が多いようです。
年齢を重ねるにつれて失われていく、肌の艶感や透明感、血色。マスクをしていない時は、リップやチークで血色感を出したり、ハイライトやファンデーションで艶感や透明感を出していました。しかし今では、目元と眉以外のパーツはほとんどがマスクで隠れ、顔の半分の肌も見えていない状態です。

マスクをしているので、ほうれい線や顎ラインのたるみは隠せますが、それでも「若々しいマスクメイク」というのは、意外と難しいものです。
美容師の筆者が、マスクでも艶っぽく、若々しく見えるメイクのポイントと、簡単なやり方をご紹介します。
■艶っぽく、若々しく見える「マスクメイク」のポイント
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(1)まずは、メイクをしすぎないこと
白や薄めの色のマスクをされる方が多いと思います。マスクなしのメイクの場合は、リップやチークの色味でバランスがとれていましたが、お顔の半分を薄い色のマスクが覆った場合、濃い目の目元メイクや眉メイクをすると、どうしてもメイクが浮いて見えてしまいます。
ハイライトに関しても、効かせすぎるとマスクの質感とかけはなれて、余計にギラギラして見え、しわをひろってしまう仕上がりに。
全体的に、マスクをしない時のメイクよりも「少し控えめに」されることをおすすめします。
(2)アイラインやアイブロウの色は、ブラウンベースに
黒と白は反対色なので、白や薄めの色のマスクをした場合、アイラインやアイブロウがが黒っぽい色だと浮いてしまいます。