つやプラ世代の皆さまは、エイジングケアを気にしますよね。実は、冬こそエイジングケアをしないと老化が進みやすいと薬膳の世界では考えます。

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、今日から簡単にできる「薬膳的エイジングケア」を3つご紹介します。薬膳はハードルが高そうと思われがちですが、意外と簡単にできる方法もあります。
■冬に老け込むのはなぜ?
薬膳のベースである中医学の世界では、季節と「臓腑(ぞうふ)」が密接に関わっていると考えます。冬は「(じん)」という成長系ホルモンである臓腑が影響を受けやすい時期です。
この腎とエイジングケアは密接な関係があり、腎が弱ることで白髪や冷え、肌の衰えがでやすくなると考えます。エイジングケアのために1年中腎を労わる必要はありませんが、腎が弱りやすい冬は腎に意識を向けなければなりません。
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■今日からすぐに始められる3つのエイジングケア
(1)「黒豆茶」を飲む
「黒きくらげ」「黒米」「黒ゴマ」などの黒い食材は、腎の働きを高める食材です。とはいえ、毎日調理をして食べることはむずかしいですよね。
そこでおすすめなのが、「黒豆茶」。普段飲んでいるお茶を黒豆茶に変えるだけですから、始めやすいですし続けやすいと思います。始めても続かないと意味がないので、無理にハードルを上げず続けられる方法を見つけることが大切です。