
1月29日、韓国の映画館の売店は閑散としていた
国内歴代最高となる興行収入を記録したアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。社会現象を巻き起こす一大ブームとなったが、韓国でも1月27日に劇場公開された。
公開初日に6万6581人を動員し、韓国国内で興行収入1位を記録。同日の観客動員数全体の41.7%を占めたという。実際、「韓国でも大ヒットか」という記事も配信されていたのだが……。実際は、そうでもないという。
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「2017年に韓国で大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』は、公開初日に13万8028人を動員しました。比較すると、物足りなさは否めません。ただ、韓国のネットレビューでは平均9.68点と、非常に高い評価を得ていますね」(韓国在住の映画ライター)
公開3日めの29日、ソウル・新村にある映画館に足を運んだ、『スポーツソウル日本版』編集長の慎武宏氏が語る。