役所広司がギラギラ「牙が生えた」、松坂桃李も「出演を自慢した」と絶賛の自信作
役所広司がギラギラ「牙が生えた」、松坂桃李も「出演を自慢した」と絶賛の自信作
柚月裕子のベストセラー小説を映画化した『孤狼の血』の完成披露試写会が梅田ブルク7(大阪市)で行われ、役所広司、松坂桃李、白石和彌監督が登壇した。
この映画は、昭和63年の広島を舞台に、「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」と手段を選ばず捜査するベテラン刑事、そのやり方に疑問を呈する新人刑事が、抗争の気配が高まる二つの暴力団に深く食い入っていく物語。

役所が「最近では珍しい、熱くて、元気が出る映画が出来ました」と満足そうな表情を浮かべれば、松坂も「魂がこもった作品とは、こういうことを言う」と称賛。

現在のメジャーの日本映画界では、暴力団を題材にした作品は「コンプライアンス」という言葉の前に、なかなか撮れずにいることから、役所は「この手の映画は、いまは韓国がおもしろい。でも、そんな元気のいい映画を日本でやりたかった。こういう映画で、今の若者も牙が生えるんじゃないか。僕も少し、牙が生えてきました」とギラついた。

冒頭から衝撃的な描写があることから、白石監督は「女性の皆さんは最初の3分を乗り切れば、いける」と忠告。すると役所は、「そうですね。最初の5分を乗り越えれば」と警告時間を2分伸ばして笑いを誘った。

松坂は、今作に出演できたことがあまりに嬉しく、周りの役者に自慢をしたそうで、「(かつては)こういう作品を作っていた時代があったと思うと、いまの状況は本当にもったいない。こんな映画にもっと参加できる環境ができたらいいなと思います」と訴えた。

また、白石監督が「僕が考えうる、最高のキャストを集めた」という豪華な出演者に関して、松坂が「最高の竹野内豊さんを見ることができます」と言えば、役所も「竹野内くんは、こんなのどこで売っているんだという服を着ている」と、暴力団の若頭を熱演した竹野内豊について触れた。

最後に役所は、「この映画は、次回作やパート3の可能性がある。みんな、のびのびと気持ち良さそうに乱暴な男を演じています。その熱気を画面から感じてください」とPRした。

映画『孤狼の血』は全国公開中。
(更新日:2018年5月15日)

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