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「羊名人」とサイゼリヤ「やみつきスパイス」が似ているという噂は本当か?

80C[ハオチー]

レシピはこちら。肉に下味などはつけず、至極簡単な作り方にしました。肉と野菜の割合はざっくり1:1です。

ラム肉と野菜の炒め(約1人前)

<材料>
羊肉(ラムもも肉)85g(170gのラム肉を二等分した結果です)
玉ねぎ 40g
ピーマン 20g
エリンギ 20g
油 大さじ1(今回は比較のため、太白ごま油など香りが強くないもの)
「羊名人」または「やみつきスパイス」大さじ1杯(約6g)

 

まず、材料をすべて1.5cm角に切り揃えます。大きさを揃えると、口にしたときに気持ちいいバランスで食べられます。

下ごしらえはこんな感じ。

続いてフライパンに油をひいて加熱し、羊肉を入れ、表面の色が変わるまで炒めたら、玉ねぎを入れてさらに炒めます。玉ねぎは加熱すると半透明に色が変わり、甘みがでます。

玉ねぎが半透明になったところで、エリンギとピーマンを投入。

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すべての材料に火が通ったら、スパイスを投入。まずは「羊名人」バージョンです。朱色の攻撃ザザー!

続いて「やみつきスパイス」バージョン。においは全然違いますが、カレー粉みたいな色ザザー!

料理で感じる大きな違いは塩味

口にすると、「羊名人」バージョンは〈魅惑のクミン塩〉というキャッチがついていますが、塩よりもエキゾチックな芳香や赤色が印象的。塩よりもスパイスの香りが強いです。

「やみつきスパイス」バージョンは、〈スパイス〉と名がつく商品名ではありますが、しっかり塩が効いている印象。原材料に塩が一番前に来ているのも納得です。

うーむ、これは前者を口にしてから後者を食べると、後者の塩気をしっかり感じ、後者を口にしてから前者を口にすると、前者の塩気が薄く感じてしまう…。

そこで、途中まで食べたところで、両方を合わせて見ることにしました。

再びフライパンへ。

色は赤と茶の間になりました(当然といえば当然)。口にすると、中華的なスパイスにイタリアンハーブソルトが加わっても、足し算過ぎるどころかいい感じに調和し、落ち着いている驚き。これはクミンが結ぶ縁でしょうか。なにより塩加減が絶妙に…!

これで炒飯や炊き込みごはんを作ったら、さぞかしおいしいに違いない。インドにはジーラライス(クミンごはん)もありますし、ウイグルのポロみたいな雰囲気にも作れそうです。

あわせて使うと親しみやすくスパイシーな味わいに

「羊名人」と「やみつきスパイス」は似ているのか?という答えですが、クミンとガーリックという共通点を持ちつつも、「羊名人」は中華で、「やみつきスパイス」はイタリアンでした。

左がやみつきスパイス炒め、右が羊名人炒め。

両者の原材料での共通点はクミン、ガーリック、塩。クミンの香りは独特で、少量でも効き目抜群。恐らくそのファーストインプレッションが、それぞれを彷彿とさせるのかもしれません。

また、それぞれの調味料ともに、そのジャンルにはちょっと珍しい特徴もあると言えます。まず「羊名人」は現地の焼烤(シャオカオ)を食べてきた人からすると、ちょっとパンチが足りないと感じる人もいる配合です。

それは、中華調味料としては珍しい無化調であるため。そのかわり、砂糖や岩塩で風味とコクを出し、どっさり使っていただくことで、その香りを存分に味わうという趣向です。

また、やみつきスパイスは一口食べた時にしっかりとした旨さがあり、万人に好かれる味わいに仕立てられていると思いました。これは中華合わせ調味料などにによく用いられるアミノ酸を添加していることも関係あるかと。

むしろ「羊名人」よりも日本人になじみのある、親しみやすい味わいで、羊のみならず、いろんな食材に合わせられる可能性を感じました。

左が「羊名人」、右が「やみつきスパイス」。

それにしても、二者を合わせて使ってもまったく違和感がありませんでした。これぞ合わせスパイスの合わせ技。中華とイタリアンのマリアージュ…!「羊名人」をお買い求めの方はぜひサイゼリヤで「やみつきスパイス」も買い求め、合わせてみるのも楽しいかと。80Cは共存共栄を願います。

TEXT & PHOTO サトタカ(佐藤貴子)

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