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新人・原辰徳が驚いた江川卓流のイメチェン術/プロ野球仰天伝説129

週刊ベースボールONLINE

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

原の入団で劇的変化



左から原、江川

 1979年、大騒動の末、巨人入りした江川卓。マスコミを敵にし、チームメートからも距離を置かれる存在だった。それが劇的に変わったのが81年、大学時代から仲の良かった原辰徳が入団してからだ。自主トレでは2人で高校生のようにじゃれ合い、ふだんから笑顔が増え、話もジョークが次々と出るようになった。

「江川さんに、お前はかわいそうだな、とよく言われていましたね。自分はマイナスからのスタートでイメージが悪かったから、いまちょっと笑っただけで『江川が笑った』と騒いでくれる。お前はそうはいかないだろうからなって」(原)

 ある意味、自分の立ち位置を悲しいくらい正確に理解していたことが分かる。球宴8連続奪三振の後、最後にカーブを投げたり、1本のホームランで引退を決めたりと、このあまりの聡明さが江川の強さであり、弱さであったのかもしれない。

写真=BBM

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