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パ・リーグ6球団 今季、一番打者を務めるのは誰だ!?

週刊ベースボールONLINE

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・周東佑京

 ハマれば、相手チームにとってこれほど厄介な一番打者はいないだろう。昨季後半、一番に定着した周東佑京。鋭い打撃で快音を響かせ、塁に出れば自慢の俊足で果敢に次の塁を狙う。二番に座ることの多かった中村晃が打席内で周東の持ち味を生かす状況判断をすることで、幾度となく好機を演出。得点に結びつけた。周東は昨季、9、10月はともに3割を超える打率をマーク。四球も選べるようになれば、チームにとってはさらなる攻撃力アップが期待できる。初回の攻撃から相手バッテリーにプレッシャーをかけて得点を奪い、試合を優位に進めていく展開は、理想の試合運びだ。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・藤原恭大

 当初はファームでじっくり育成予定も、主力が相次いで新型コロナウイルスに感染し、緊急一軍昇格した昨季。2本の先頭打者弾を放つなど、ブレークの兆しを見せた藤原恭大に、一番定着に期待がかかる。荻野貴司、福田秀平らライバルは多数いるが、「このオフが勝負」と定位置奪取へ向けて鼻息荒く高卒3年目のシーズンを目指す。ファーストストライクから積極果敢にスイングする思い切りの良さが魅力の20歳。昨季はリーグ最下位の.235ながら同トップの491四球を得るなど、粘りでつながりを見せた打線だが、今季は若きリードオフマンが誕生すれば、マーティン、レアードの両助っ人に安田尚憲、井上晴哉を中軸に据えた強打の打線形成も夢ではない。

埼玉西武ライオンズ



西武・金子侑司

 今季こそ、一番定着を成し遂げたい。昨季、メジャー移籍した秋山翔吾の代わりに一番定着が期待された金子侑司。しかしケガで戦線離脱したこともあり、一番としてスタメン出場したのは39試合に終わった。同打順では打率.243、出塁率.318。それでも現時点で辻発彦監督は「一番・金子」の構想を頭に描いている。指揮官は昨季終盤、打撃内容が変わってきたことを感じ取れたというが、まず金子に必要なのは出塁率の向上だ。簡単にアウトになるのではなく、打席で粘りを見せて四球をもぎ取っていく。金子の出塁が増えれば、強力なクリーンアップも生きてくる。昨季は盗塁も14個。周東佑京(ソフトバンク)から盗塁王を奪い返す“足”も見せなければいけない。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・小深田大翔

 楽天の切り込み役として期待したいのは、2年目の小深田大翔だ。昨季はシーズン途中から九番、一番としてスタメン出場を増やすと、チーム2位の打率.288、同トップの17盗塁をマーク。僅差で新人王は逃したものの、走塁面を課題とするチームの中で確かな存在感を示した。年俸は1500万円から3300万円と大幅アップ(金額は推定)。石井一久新監督から「打率3割&30盗塁」を厳命されると、「目標は高く持ってやっていきたい」と応じた。浅村栄斗、鈴木大地ら好打者を擁する犬鷲打線。2年目のジンクスに挑む小深田の活躍が、打線の厚みをもたらしそうだ。

北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・西川遥輝

 ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指したが不成立となり、残留が決まった西川遥輝が2021年も一番打者候補筆頭。昨季90試合で一番に座り、129安打(リーグ4位)、92四球(両リーグ最多)で出塁率.430、42盗塁(リーグ2位)をマークした最強のリードオフマンがチームに残ったことで、懸念されていた打線の大幅な戦力ダウンは免れた。盗塁王3度を誇る圧倒的走力に加え、メジャースカウトも高く評価した選球眼を備える出塁能力は抜きん出ている。塁に出れば盗塁、単打でも三塁やホームへ生還可能なスピードは、相手バッテリーに相当なプレッシャーを与える。得点力のあるクリーンアップが機能するには、今季も西川の出塁が欠かせない。

オリックス・バファローズ



オリックス・佐野皓大

 昨季は10人を起用した一番打者。得点力不足に悩むチームにあって、リードオフマンを固定したいところ。複数の候補が挙がる中で、面白い存在が佐野皓大だ。昨季は主に代走での出場ながら20盗塁をマークと、50メートル走5秒7の俊足が武器。その足を生かすため、昨季途中から両打に再転向と、定位置を奪うべく長所でアピールしていく。左翼、右翼は吉田正尚やT-岡田、杉本裕太郎に、ジョーンズ、ロメロといった長打力が武器の面々が就くだけに、中堅手争いになることが必至。ここ数年、固定できなかった「一番・中堅」に佐野皓が定着すれば、機動力を駆使した攻撃が展開できるとあって、自ずと得点力も向上していくに違いない。

写真=BBM

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