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愛用品に育てたい!純銅製の小さな雪平鍋で自炊がんばる!

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そこで、せっかくいいモノを揃えてきたんだから小鍋も、となりまして、選んだのが銅の雪平鍋(7700円)です。

ワンコインから一気にジャンプアップ! こんな良いモノを使いこなせるのか? そもそも銅製品って手入れとかめんどくさくないの? いろいろ分からないことだらけなんですが、鍋を探しに行った浅草・合羽橋の飯田屋でひと目惚れしちゃったんだから、しゃーないよね。

 

■使う前にいきなりカスタム

サイズはこれまで使っていた小鍋より気持ち大きいぐらい。ただし重さは倍ぐらいあります。空の状態で五徳に置いても貫禄の安定感です。

そしてこの雪平鍋、使う前にやることがあります。購入段階では木製の柄が固定されていません。小さな釘が付いていて、それで固定する必要があります。

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トンカチでガシガシ叩いて、あっという間に釘打ち完了。

柄が固定されました。ネジじゃなく釘ってところが、なんかいい。

通常はこれでおしまいなんですが、最も使うであろう小鍋なので、常に取りやすいところに置いておきたい。要するにキッチンのフックに掛けておきたいのですが、引っ掛ける部分がない。

なのでヒモを付けることにしました。

インパクトドライバーに木工用の穴開けビット(6mm)を装着し、一気にいきます!

柄がやわらかい木だったので、あっという間に貫通。でも、下に土台となる木片を置いて、そこに押し付けながらやるべきでした。貫通した向こう側の穴周辺がちょっとめくれ上がっちゃいました…。安全のためにも、正確にキレイに穴を開けるためにも、木片を用意したほうがいいかもしれません。

気を取り直して、ちゃちゃっと穴まわりにヤスリをかけて、革紐を通して完成。

これで引っ掛けられるようになりました。うん、満足。

 

■まず作ってみたのは…

しかしあらためて見てみると、道具感がすごい。雪平鍋特有の表面の打ち出し模様(槌目)が均一ではないことから、人の手が入っていることが分かります。

メーカーである丸新銅器は金属加工で有名な新潟県燕三条地域にある、銅製の調理器具を手掛ける会社。銅の玉子焼き器が有名のようですが、この雪平鍋も十分魅力的です。

銅の特徴はなんといっても熱伝導率が高いことにあります。全体に均一に熱が入るため、弱火で玉子焼を作るとふっくらするとか。ちなみに、使っていくうちに緑青(ろくしょう、りょくしょう)という錆が発生することがあります。昔は緑青は有毒だと考えられていたそうですが、1984年に厚生省(当時)が研究した結果「無害に等しい」と発表しました。また緑青が発生しても取る方法はあります。

てなことを買ってから調べて、知りました。完全なる付け焼き刃です。銅の調理器具ってプロが使っているイメージがあるんですが、それっておそらく熱伝導率が高いからなんだろうなと。そのぐらい無知です。

しかもこの飯田屋の雪平鍋(おそらく別注であろう飯田屋オリジナル)は、内側に錫引きしていない純銅製。一般的な銅鍋や銅のフライパンは、緑青を防ぐために内側に錫をコーティングするか焼き付けているのですが、これはナシ。ピュア銅。錫があると当然、熱伝導は悪くなりますが、これは銅のみだから熱伝導率はバツグンに高いんだとか。たしかに、言われてみれば内側もすべて銅が見えてるわ!

ちなみに鍋に付いていた使用上の注意には「空焚きしないで」「調理したものを鍋の中で長時間保存しないで」と赤字で書かれていました。注意します。

そして手に入れたら、すぐに使ってみたくなるわけです。さっそく何か作ってみます。

まずはお湯を沸かす。たしかに、いつもより沸騰するのが早い気がする。時間なんて計ってないので、あくまで気分ですが。

沸騰したら麺投入。記念すべき純銅雪平のファーストレシピは「サッポロ一番 しょうゆ味」。微妙に鍋の径が小さくスポッと収まりませんが、気にしません。どうせすぐに麺はやわらかくなるし。

ちゃちゃっと完成。いつものインスタントラーメンも銅鍋に入っていると、高級感があります。もちろん気分です。

大きめの注ぎ口がイイ! 器に移しやすい!

*  *  *

これまで小鍋を使って作ったモノを思い浮かべてみたのですが、袋麺以外出てきませんでした。これはいかん。せっかくイイ鍋を手に入れたんだから、味噌汁作ったり、ブロッコリーやいんげん茹でたり、煮物作ったり、あとはー、あとはー…。いろいろ使ってみます!

初めてコンロで火にかけた時から、使い倒して柄が外れたら新しい柄に変えよう、一生モノにしよう、そう思ってしまう鍋でした。決して高価だからというわけではなく、銅の質感や重さ、手にした時の道具感がそう思わせてくれるのかもしれません。そして道具だからこそ使わなきゃ意味がない。これからも自炊がんばります!

そうそう軍曹ですが、さよならするのが忍びないので、まだ置いてあります。こっちも使っていければいいな。

>> 飯田屋

<文/円道秀和(&GP)>

 

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