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リピート必至! 神保町の名寿司屋『六法すし』のちらし寿司がウマすぎる

食楽web

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「ちらし寿司」、「ばら寿司」「ばらちらし」。この違い、みなさんはちゃんと答えられるでしょうか? 恥ずかしながら筆者はよくわかっていませんでした。

 一般的には、「ちらし寿司」は、生魚や玉子などの寿司ダネを酢飯にのせたもの。「ばら寿司」は、それらの具材を酢飯に混ぜたもの。「ばらちらし」は、それらの具材を細く切ってバラバラにして酢飯にのせたもの。ただし、地域やお店、家庭ごとに内容は異なるようです。ちなみに、筆者の実家では、お祝いに食べる五目寿司を「ばらちらし」と呼んでいました。

 話は変わって、筆者がお店で食べた「ちらし寿司」で、もっとも美味しかったのは、東京・神保町の寿司屋『六法すし』でお昼に食べた「ちらし」です。十数年前、社会人になりたての頃、上司に連れて行ってもらい、よくご馳走になりました。

創業は1971年。店内はカウンターのみ

『六法すし』の「ちらし」は、酢飯の上にさまざまな寿司ダネが細かく刻まれてのっており、切り身の1つひとつに、酢や塩で〆たり、煮たり蒸したり、漬けにしたりと、江戸前の技法が施されていました。しかし上司が異動になってから、自腹で鮨屋に行く勇気もなく、以来、訪れる機会がなかったのです。

 ところが先日、たまたまその『六法すし』の前を通りかかる機会があり、嬉しいことに暖簾がかかっていました。しかもランチは1200円~と、思っていたよりずっとリーズナブル。思い切って扉を開けてみたら、最高の「ちらし」に再会できたので、ご紹介しましょう。

思い出のちらしは相変わらず最高だった

にぎりもちらしも同価格

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 店内は、昔と変わらず真っ白な美しい白木のカウンター。寿司屋にありがちな張り詰めたような緊張感は皆無。あったかい雰囲気で迎えてくれます。中には、懐かしいご主人がいて、だいぶ高齢になられていましたが、とてもお元気そう。手を動かしながらカウンター越しにお客さんに目を配り、時折、声をかけています。

『六法すし』の昼のメニューは、1200~3200円までの4段階。値段を決めて、「握り」か「ちらし」を選ぶスタイルです。今回は、思い出の味を食べたいので、「ちらし」一択。下から2番目の1700円のちらしをお願いしました。

1700円のちらし

 登場した寿司桶。「あ~、これこれ!」。トビコ、イクラ、コハダや赤貝がキラキラと輝き、まさに宝石箱のよう。穴子やイワシ、ブリ、椎茸、玉子など計10種類ほどのネタが3cm大に切ってあり、1つ1つの味つけも食感も様々。

 プチプチのトビコと、まろやかな酢飯が全体をバランスよくまとめていて、どこをどう食べても美味しい。やはり、20年以上経っても『六法すし』の「ちらし」は最高。「あ~、ずっと食べていたい!」と、奥の女性客が言っているのが聞こえてきます。

 ご主人は、その若い女性客に、寿司の起源や江戸前寿司の歴史についてさらっと話したり、別の男性客には「これは大洗で捕れたヒラメで、最高なんだよ」と言ってネタを見せていたり、付かず離れずの心地よい接客。筆者にも、お店で漬けているという漬物のこだわりを教えてくれたりと、優しくて和みます。

こちらは2200円のバージョン。帆立などネタがちょっと高級になります

 試しに「十数年前に、ここのちらしを何度かいただきました」と言ってみると、「昔から来てくれる人はだいたい昼にちらしを注文するし、お土産でも買っていくんです。自分で言うのもなんだけど、自分で食べても旨いしね」とニコニコ。

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