「軍団のなかでギャラが高いのは、ガダルカナル・タカとダンカン。タカは芸歴が長く、軍団の中で番頭的な存在。『情報ライブ ミヤネ屋』など、ワイドショーにもレギュラー出演している。
ダンカンは俳優として活躍し、監督デビューを果たすなど、幅広く活動していて露出が多いため、ギャラに反映される。その2人も金額は50万円〜80万円。つまみ枝豆、井手らっきょ、ラッシャー板前など、知名度の落ちるメンバーは50万円に満たない」(P)
「近年、キャスティング会議で軍団メンバーの名前が挙がることはほぼない。しいて挙げるなら、コメンテーターとして発言できる水道橋博士だが、やはり『たけしがいてこそ』の軍団。たけしのフリで体を張るなら芸になるが、個人では印象が弱く、使いようがない。現在のバラエティ制作では、一人でもキャラが立っていて、好感度の高いタレントが重宝される」(キー局制作関係者)
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オフィス北野を救うのは誰か。期待がかかるのは、約80名のタレントのうち、俳優業をメインにする10名だ。
「稼ぎ頭のツートップはマキタスポーツと寺島進。芸人だけでなく、ミュージシャン、俳優と複数の顔を持つマキタは、名脇役として注目。昨年は『おんな城主 直虎』で大河に出演した。バラエティのギャラは30万円〜と高くないが、ドラマなら一本70万円〜80万円だ。売れっ子俳優の寺島なら、主演ドラマのギャラは200万円にもなる。
オフィス北野は今後、俳優を中心にマネジメントの労力を使いたいはず。個々で稼ぐのが難しい軍団には、移籍してほしいというのが本音では」(P)
再興の道は険しい。
(週刊FLASH 2018年5月1日号)