top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

上海蟹料理の種類は目下日本髄一!東京・日本橋「蟹王府」でラグジュアリーに上海蟹を味わう

80C[ハオチー]

その他、極太で艶やかなフカヒレの金糸と上海蟹の味噌、蟹肉を炒めた贅沢なひと皿もあれば、蟹味噌入り小籠包などの軽食メニューもあり、上海蟹料理の幅は目下日本随一。

メニューは中国の高級店同様、分厚い写真集のような装丁になっていて、眺めるだけでも楽しい気持ちになれる。

グランドメニューは必見。中国の高級店で手にするような写真集スタイルです。

ランチセットから5万コースまでよりどりみどり

「でも、上海蟹って高いんでしょう…」と怯むことなかれ。材料が高価で、それにふさわしい内装の店であるだけに高級店であることに間違いはないが、手が届かない店ではない。

現在のところ、ランチは4価格帯を用意しており、最も手軽なセットは2,800円(前菜、蟹肉入り小籠包、蟹肉入り担々麺、デザート)。

3,800円はフカヒレと蟹肉のかけご飯または和え麺、4,800円はナマコの焼き葱煮こみかけご飯というラインナップで、ランチスペシャルコースは15,000円(上海蟹の姿蒸しを含む8皿)。ナマコがランチセットで用意されているなんて、なかなかだと思う方もいらっしゃるだろう。この煮込みソースが、実にごはんに合うのだ。※すべて消費税・サービス料10%別。

蟹肉入り焼き小籠包。単品で追加もできる。

広告の後にも続きます

一方、ディナーコースは25,000円、35,000円、50,000円の3価格帯。内容はその日の仕入れや季節によって変更があるが、最も高いコース「蟹尊」をご紹介すると、九種類の冷菜、南蘇名物夫婦蟹味噌ソースかけご飯、蟹爪と燕の巣入り燕皮雲呑蟹味噌酸辣スープ、吉品干し鮑と北海道干しナマコの煮込み、上海蟹の姿蒸し(雄または雌)、蟹味噌入りフカヒレの姿煮、潮州式和牛の煮浸し、蟹肉炒めポーピン添え、旬の野菜、蟹肉入り小籠包または蟹肉入り焼き小籠包、特選デザート2種類という品書きだ。

もし、過去の上海旅行でイマイチの上海蟹コースを食べてがっかりしたことがある方なら、海外に行けない今、ここで上海蟹コースに行く選択肢はありかもしれない。

蒸し蟹もいいが、個人的には多彩な上海蟹料理に刮目せよ!と言いたい。

また、上海蟹を食べ慣れている方ならば、アラカルトから食べたい料理だけを選ぶのもおすすめ。例えば、同店の高い調理技術を感じられるメニューとして、蟹爪入り燕皮ワンタンの蟹味噌酸辣スープ(酸湯蝤蠓餛飩)がある。

これは叩いた豚肉の上にでんぷん質をまぶし、薄い皮状にした生地(燕皮)で、蛋白かつしっかりとした食感がある上海蟹の爪肉を包んだスープ料理。燕皮はもちろん、蟹味噌の鮮やかな色彩とコクを持ちながら、口中をキリッと爽やかにしてくれる胡椒ベースの酸辣味は、なかなか日本では味わえない。

蟹爪入り燕皮ワンタンの蟹味噌酸辣スープ(酸湯蝤蠓餛飩)。技術力の高さに唸る一品。通好みだと思う。

聞けば、オープン時の厨房のスタッフ7人は全員中国の店舗から選別された料理人が来日。現在、厨房で陣頭指揮を執るのは、上海のレストラン5店舗を取り仕切る張志文(ちょう しぶん)総料理長だ。

張料理長は広東省出身。この日は皆の前で調理プレゼンテーションをしてくださった。

来日されたのは11月半ば。そこから日本の調味料や食材(上海蟹を除く)を使って、納得のいく味わいを出すのは容易ではなかったそうだが、結果的に日本の調味料を使うことで、日本の風土や日本人の舌にも合い、ここに長く暮らす在日中国人も納得する味になるように思えた。なにより、洗練と力強さを備えた上海蟹料理だった。

上海蟹が初めての人も、食べ慣れた人も、それぞれに楽しみ方が見出せそうな「蟹王府(シェワンフ)」。私なら、二度目はアラカルト狙い撃ち、季節が変わればスペシャリテが続々楽しめるコースで行きたいかと。

蟹王府(シェワンフ)

住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井二号館1階(MAP
TEL:03-6665-0958
営業時間:11:00-15:00、17:00-23:00
日曜不定休
個室の利用:ランチは食事代1名15,000円以上合計金額60.000円~、ディナーは1名25.000円以上合計金額100.000円~
★公式サイト

TEXT&PHOTO サトタカ(佐藤貴子)

  • 1
  • 2

TOPICS

ランキング(グルメ)

ジャンル