みなさんは日ごろの疲れをどのように発散させていますか?
運動やカラオケ、買い物などアクティブなストレス解消法がメジャーでしたが、今注目されているのは、自宅で思いついた時に実践できる「涙活(るいかつ)」。
「涙活」とは、その名の通り涙を流すことでリフレッシュする方法。
感情のままに涙を流すことによって副交感神経が優位に働き、リラックスした状態を作り出すことができます。

「涙」と一括りにしても、悲しみの涙や喜びの涙など、その種類は様々。
心をリセットするために行う涙活の場合は、前向きになれるようポジティブな涙を流したいもの。
ここでは週末にじっくり鑑賞できる「バイブル映画」「家族愛」「名作アニメ」の3ジャンルの映画タイトルをご紹介!
温かい涙を流した後は、不思議と心がスッキリする爽快感を味わえるはず。
◆人生に迷った時に見たいバイブル映画
仕事や恋愛に躓いたら、この映画が力になってくれるはず。登場人物たちの生きざまや言葉が、グッと心に刺さります!
ゆったり移ろう人生の楽しみ方を知る「日日是好日」

理屈っぽい大学生・典子は、母に勧められるまま茶道教室の門を叩いた。「タダモノではない」と噂の先生・武田のおばさんや茶道の奥深さに触れるたび、典子の生活に少しずつ変化が現れる。大河の一滴のような、たおやかな人生観に触れられる一作です。
過去に戻れたら、あなたは誰に会いたいですか?「コーヒーが冷めないうちに」

喫茶店「フニクリフニクラ」には、過去へ戻れると噂される席があった。その奇跡を求め、今日も店には訳アリな常連客たちが訪れる。誰しも一度は考えたことがある「時間が戻せたらいいのに」という願いを叶えた末に訪れる未来に、涙が止まりません!
フレディの生き方とヒットソングに魅せられる「ボヘミアン・ラプソディ」

ロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリーの生涯を描いた物語。結成から瞬く間にスターダムへとのし上がるクイーンだが、フレディは自身のスキャンダルやメンバーとの摩擦に頭を抱えていた。ヒットナンバーに体を揺らしながら視聴でき、最後は思いっきり泣ける名作です。
◆泣けて笑える”家族愛”がテーマの作品
大人になると恋しくなる「家族の温かさ」。子供のころが懐かしく感じたら、この作品で昔を振り返ってみるのもおススメです。
家族の本質を突く名作邦画「そして父になる」

大手企業に勤務し都心の一等地で暮らす野々宮良多は、妻と息子に囲まれ誰もが羨む生活を送っていた。しかし、ある日病院から「息子は出生時に取り違えた他人の子ども」だと電話をうける。相手方の夫妻と実の子供を”交換”することになるが……。登場人物の葛藤を描いたヒューマンドラマに、涙が止まらない!
困難に立ち向かう10歳の少年の物語「ワンダー 君は太陽」

「もし私がもっと違う性格だったら」、「違う境遇だったら」と考えたことがある人に見てほしい一作! 主人公の少年・オギーは、障害のため顔にコンプレックスを抱いていた。同級生たちから避けられるオギーだが、彼をサポートする家族の言葉で次々状況が好転していく。
◆胸に響く名作アニメ
泣ける映画は、もちろんアニメ作品にもいっぱい! 「クレヨンしんちゃん」などの鉄板タイトルに加え、SNSで話題になった映画もラインナップ。
家族への強い愛を描いた名作「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」

ひょんなことからロボットへ姿を変えてしまったひろし。完璧に家事をこなす”ロボとーちゃん”に喜ぶみさえとしんのすけだったが、それは父親たちの復権を目論む「父ゆれ同盟」による陰謀だった。欠点さえ愛せる野原家の絆に、最後は思いっきり泣かされるはず!
戦渦の人々の生き様に心打たれる「この世界の片隅に」

舞台は昭和19年の広島。主人公・すずは見たことのない若者へ嫁ぐため、呉に訪れる。注目すべきは食糧難をしのぐため、当時の主婦たちが実際に行っていた自炊方法。戦争が激化してもなお前向きに生きる人々の強さに、目頭がグッと熱くなります。
前へ進む勇気に感涙!大人に観てほしい子供向けアニメ「若おかみは小学生!」

主人公・おっこは両親の他界により、旅館「春の屋」に引き取られることに。若おかみとして修業に奮闘するおっこだが、毎日失敗の連続。そんな中、旅館にはある秘密を抱えた家族が訪れて……。SNSでも「おっこの姿に感動」「心が浄化される」と話題になった一作です。
今回ご紹介した8作品は、「Amazonプライム」で見放題! 疲れを感じた週末には、心温まる感動映画でストレス解消してみてはいかがでしょうか?
画像提供:映画.comより