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セ・リーグ6球団 今季ドラフト1位は1年目をどう過ごした?

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ



巨人・堀田賢慎

 150キロを超える威力あるストレートが高く評価を受けた怪腕だが、新人合同自主トレ中に右ヒジに違和感を覚え、ここから別メニュー調整になった堀田賢慎。4月3日には右ヒジのトミー・ジョン手術を受けたことが発表され、以降はリハビリに専念することとなった。新人選手が一、二軍を含めて公式戦で1球も投げずに手術を受けることは異例だが、高卒選手だけに、このリハビリ期間を体づくりに充てる、とポジティブにとらえることもできる。シーズン終了後には育成再契約を前提に自由契約とされ、来季も引き続きリハビリメーンのシーズンとなる。

阪神タイガース



阪神・西純矢

 入団当時の目標は「1年目から1日でも早く一軍で投げること」だったが、それは叶わなかった。まずはプロの選手としての体力づくりが中心の1年目だった高卒ドラフト1位の西純矢。ウエスタン・リーグの公式戦では11試合に登板し、45イニングを投げ4勝3敗の成績。フェニックス・リーグでは先発ローテーションの経験を積む目的で中6日の間隔で先発した。現在は尊敬するツインズの前田健太の投球フォームを参考に改良中。手応えを得ており、平田勝男二軍監督も「(一軍に)推薦できるくらいの力はつけてきている」と太鼓判を押す。春季キャンプでの一軍スタートもあり得る状態まで仕上がっている。

中日ドラゴンズ



中日・石川昂弥

 高卒ルーキーにしてファームでは開幕から「四番・サード」を任されていたが、同じサードを守る高橋周平の故障により、その代役として7月に早くも一軍デビュー。プロ初打席を二塁打で飾った。そのあとは21打席連続ノーヒットと一軍のレベルの高さを味わったものの、約3週間の一軍帯同は大きな経験になっただろう。高橋が戻ってくるとファームに戻され、それ以降、一軍から声がかかることはなかった。1年目の今季は大半をファームで過ごすことになったが、58試合に出場して57安打をマーク。打率.278はリーグ5位、出塁率.374はリーグ3位の好記録だ。誰もが期待する将来の四番。2年目の来季は一軍定着を目指したい。

横浜DeNAベイスターズ



DeNA・森敬斗

 森敬斗はファームでみっちりとプロで戦う基礎を叩き込まれた。イースタン・リーグでは主に遊撃で58試合に出場。打率.210、2本塁打。序盤はプロの投手が投げるストレート、変化球に対応できず苦しんだが、中盤以降は打撃でアピールする場面も多かった。10月27日に一軍昇格を果たして同日の巨人戦(横浜)、8回に代打で初出場&初打席。いきなり巨人・ビエイラからレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、華々しいデビューを飾った。その後は、「二番・遊撃」でスタメン起用もされ、経験を積んだ。まだ学ぶべき部分は多いが、強肩を生かした遊撃の守備とシュアな打撃に首脳陣の評価は高い。

広島東洋カープ



広島・森下暢仁

 即戦力No.1の呼び声とともに入団した広島のドラフト1位・森下暢仁は、その期待に違わぬ活躍を見せた。開幕から先発ローテーションに入り、コンディション調整のための登録抹消を一度挟んだのみで、1年間先発として投げ抜き、10勝3敗。防御率は1.91でリーグ2位、奪三振率9.10は規定投球回数に到達した投手ではリーグトップだ。8月14日の阪神戦(京セラドーム)では、先発全員の12奪三振をマークし、無死四球完封を記録。主力投手が相次ぎ戦列を離れたシーズン後半には、九里亜蓮とともに先発の柱と言っていい活躍だった。10、11月には月間MVPも獲得。入団時から目標としていた新人王も、最有力と言っていいだろう。

東京ヤクルトスワローズ



ヤクルト・奥川恭伸

 昨夏の甲子園で、星稜高のエースとして準優勝を果たし、高卒ながら即戦力を期待された奥川恭伸だったが、スタートからつまずいた。1月の新人合同自主トレ中に右ヒジの炎症が見つかり、ノースロー調整に。その後も右肩、右ヒジに炎症を抱えるなど、一進一退の調整が続いた。実戦で5イニング以上を投げたのは、10月下旬に入ってから。今季最終戦となった11月11日の広島戦(神宮)で、プロ初先発を果たし、ストレート主体の強気のピッチングを見せたが、3回途中5失点とプロの洗礼を浴びている。奥川にとっても歯がゆい1年目となったが、万全を期して来季を迎えるつもりだ。

写真=BBM

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