
11月の満月は半影月食と共にやってくる /iStock
今月も満月タイムがやってくる。うっかり満月を見逃してしまわないために、カラパイアでは毎月満月アラームを勝手に発動中だ。
月がちょうど満ちるタイミングは 11月30日(月)18時30分。日が暮れるのが早くなっているので、天気が良ければ夜空に美しい満月を見ることができるだろう。
11月の満月はビーバームーンと呼ばれている。
10月の満月はビーバームーン
その昔、ネイティブアメリカンの部族たちは時の流れを知る手段として、各満月に季節を表す名前を付け、暮らしや農業に役立てていた。アメリカの農業暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、11月の満月は「ビーバームーン」となる。
ちょうどこの時期、ビーバーは冬に備えて分厚い毛皮となる。北米では防寒用としてビーバーの毛皮をこの時期に確保するためこの名がついたそうだ。
他にも霜が降りてくる時期になるので「フロストムーン」とも呼ばれている。

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満月は半影月食と共にやってくる
今回の満月は、月が地球の半影の中に入る半影月食と共にやってくる。月が欠けて見えるわけではなく、月の左上部がうっすらと暗くなった状態となる。
満月が11月30日(月)の18時30分、半影月食の始まりは16時32分ごろ、食の最大は18時43分ごろ、終わりは20時53分ごろで全国共通だ。
ほんの少しの月の明るさの変化を見つけることができたらラッキーだ。
11月30日半影月食
星占術:11月の満月はふたご座満月
11月の満月はふたご座で迎える。今回は月食を伴う満月なので、普段の満月より大きな節目となるだろう。
月食や日食は「光が一度消え、また現れる」ということから、「心機一転」、「脱皮」を意味する。これまでの考えに縛られることなく新たな自分に生まれ変わる良いタイミングかもしれない。
また、ふたご座は知性やコミュニケーションを司る風の星座だ。いつもより好奇心が強くなるかもしれない。様々な分野の情報を収集し、それを発信することで、大切な仲間と巡り合うことができるかもしれない。