【プロ野球仰天伝説100】選手のために生涯初の退場となった川上哲治監督【怒れる男たち】
【プロ野球仰天伝説100】選手のために生涯初の退場となった川上哲治監督【怒れる男たち】
長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面
長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

「男は痛くても顔に出すな」



巨人・川上哲治

 V10を目指していた1974年に、巨人・川上哲治監督が現役、コーチ、監督を通し、唯一退場になった試合がある。

 7月9日の大洋戦(川崎)だった。2回一死二塁で、大洋・平松政次のシュートが巨人・河埜和正の左ヒジに当たった。しかし、審判はファウルのジャッジ。それに川上監督、牧野茂コーチ、須藤豊コーチが飛び出し、猛抗議をした。

 川上監督は河埜にシャツをまくらせ、ヒジの赤くはれたところを見せたが、審判は納得しない。それどころか、「痛がってなかった。当たってないはずだ」と言い放った。これに川上監督が激怒し、審判を両手でついたところで退場となった。

 実は河埜に対し、「男は痛くても顔に出すな」と言っていた。マジメな河埜はそれにしたがって我慢しただけなのになんだ、と憤ったのだ。

 この年、巨人は優勝を逃し、V10はならず、川上監督は勇退した。

写真=BBM
(更新日:2018年4月2日)

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