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巨人・木村拓也コーチがくも膜下出血【2010年4月2日】

週刊ベースボールONLINE


試合前のシートノック中に倒れた木村コーチ

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は4月2日だ。

 2010年4月19日号の「週刊ベースボール」に以下の記事がある。

 4月2日の広島-巨人戦(マツダスタジアム)の試合前の巨人の練習でシートノックを行っていた巨人・木村拓也内野守備走塁コーチが、午後5時40分ごろ、ノックしようと右手にボールを持ったままよろめき前のめりになり、そのまま倒れ込んだ。

 球場に常駐の広島のチームドクターが心臓マッサージ、人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)で懸命に蘇生のための措置を行ったが、木村コーチは反応せず、担架で広島市内の病院へ緊急搬送された。診断の結果は「くも膜下出血」。そのまま入院した。木村コーチは翌日になっても意識は戻らず危険な状態が続いている。厳しい状況だが、何とか回復してほしいものだ。

 しかし、思いはかなわなかった。

 翌週4月26日号の表紙は木村拓也コーチ。見出しは「野球人木村拓也よ、永遠に──。」だった。

 現役時代は、日本ハム、広島、巨人と19年間で3球団を渡り歩いた名バイプレーヤー。温かみのある性格で先輩にかわいがられ、後輩に慕われ、友も多かった。

 死去は4月7日。10日の告別式では夫人が「夫は家族の永遠のヒーローです」とあいさつ。来場者が一斉に涙した。

写真=前島進

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