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新型コロナワクチン、従来型と「まったく異なる仕組み」でスピード認可

SmartFLASH

 従来型は、ウイルスを培養した後に弱毒化、あるいは不活性化させて体内に投与し、抗体を作らせます。抗体ができることで、新たな病原菌が体内に侵入しても、症状が軽くすむんです。風疹やインフルエンザワクチンがこのパターンです。

 

 一方、mRNAワクチンは、細胞内の「mRNA(メッセンジャーRNA)」という遺伝物質を利用します。ウイルスそのものではなく、ウイルスの遺伝物質を投与し、抗体を作らせるのです。

 

 ウイルスを培養するには長い期間かかりますが、mRNAはウイルスの遺伝情報さえわかればいい。従来型では開発から製品化まで5~10年かかりましたが、mRNAは大幅に時間短縮が可能です。事実、この1年足らずで複数の会社が認可の段階まで到達しました。大量生産を考えると、mRNAがはるかに優位なんです」

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 数万人の被験者を対象にした試験で、ファイザーは「95%」、モデルナは「94.5%」の予防効果があると報告されている。ただ、mRNAワクチンは、これまで人に使われたことがほぼないことから、長期的な安全性については未知数とされている。

 

「とはいえ、有効性95%というのは、非常に高い数字です。インフルエンザワクチンの有効性は40~80%程度ですから。両社の治験には数万人が参加しており、認可のための人数として少ないわけでもない。

 

 問題は、副障害が出るかどうか。何かしら長引いてしまう症状が出るか見極めるには、数万人では少ない。100万人に数人でも重篤な副障害が出るなら、ワクチンとしては許されない。仮に認可が下りたとしても、今後長期的に検証していく必要があるでしょう」(左門氏)

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