別名耳ダニ感染症と呼ばれる猫の耳疥癬とはどんな病気?

別名耳ダニ感染症と呼ばれる猫の耳疥癬とはどんな病気?
猫ちゃんの耳の中に黒い耳垢が出始めたら、それは耳ダニが原因の『耳疥癬(みみかいせん)』の可能性があります。耳ダニは猫の耳の中で繁殖し、激しいかゆみを引き起こすものです!猫ちゃんがやたらと耳を掻くなどの行動があったら耳疥癬の疑いがあります。詳しい症状や治療法などまとめました!

もくじ

1.猫の耳疥癬とは?
2.猫の耳疥癬の原因
3.猫の耳疥癬の治療法


猫ちゃんの耳、日頃からチェックしてあげていますか? 黒っぽい耳垢が出たりしていませんか?
黒い耳垢は放っておくことができない病気のサインです。

今回、“耳ダニ”が引き起こす耳疥癬という病気についてごしょうかいします。

1.猫の耳疥癬とは?


ミミヒゼンダニ(通称:耳ダニ)が猫の外耳道に寄生する病気で、耳ダニ感染症とも呼びます。

症状

■頭を振る
■耳を盛んに引っかく
■壁や床に耳をこすりつける
■黒っぽいカサカサした耳垢がたまる

耳ダニに感染してしまうと、まずは外耳炎を発症します。外耳道と呼ばれる、耳の入口から鼓膜までを繋ぐS字の器官が赤くなり、ワックスのような耳垢出るようになります。強いかゆみを感じるため、猫は頭を振ったり耳を物や床に擦りつけるような動作をします。

耳ダニの生息する数は増えれば増える程、耳垢は溜まり、ひどい時には耳の入口までいっぱいになってしまうことも。

その黒い耳垢は、なんとダニの死骸やフン、卵なんだとか…。考えるだけで恐ろしいです。

普段から耳のチェックを行い、異変に気づけるようにしましょう!

2.猫の耳疥癬の原因


耳ダニが外耳道に寄生することで発症する。

■外猫との接触による感染
■感染している母猫から子猫への感染

耳ダニが外耳道に寄生することが感染原因となります。感染経路は2パターンあり、外猫との接触によるもの、そしてすでに感染してしまっている母猫から移ってしまう母子感染です。
子猫が発症する場合は母子感染によるものが多いようなので、注意しましょう。

また、完全室内飼いではなく外へ出かける猫は他の猫と接触して感染する可能性は十分に考えられます。いずれにしても、耳の状態をしっかりチェックしてあげることが重要です。

3.猫の耳疥癬の治療法


■駆虫薬の注射や局所投薬
■外耳炎の治療
■強い痒みがある場合にはステロイドを併用

一般的な治療はダニ駆虫薬などの投薬治療です。外耳炎を引き起こしているので、外耳道を洗浄し抗生剤などが含まれた点耳約を塗布して炎症を和らげます。耳ダニは数回の投薬でほぼ完全に駆虫することが出来ますが、外耳炎は再発しやすいようです。完治するまでは黒い耳垢が溜まっていないかこまめにチェックすることが大切になりそうですね。

また、多頭飼いの場合は同居猫に耳ダニが潜んでいる可能性もありますで必ず検査をしましょう。

予防

■完全室内飼い
■外猫との接触を避ける
■掃除の徹底
■定期的なダニ駆除

感染力が強いので、まずは外猫と接触させないことが第一です。そのため、完全室内飼いに切り替えることをおすすめします。どうしても、今までのように外にも出してあげたい場合は定期的耳ダニ駆虫薬の投与を徹底的に行うことです。
外に出る猫ちゃんは、飼い主さんが知らない間に耳疥癬だけでない他の病気をもらってきてしまう可能性も十分に考えられます。

また、猫の飼育環境は常に清潔な状態を保ちましょう。小まめな掃除は欠かさず、空気清浄機などを導入するのもいいですね。

耳血腫につながることも

耳疥癬は、耳血腫を引き起こすことがあります。耳血腫とは、耳が内出血し耳介に血が溜まってしまう病気です。
早期発見・早期治療で少しでも猫ちゃんが辛い想いをしなくて済むように、飼い主さんが病気から守ってあげてくださいね。

最後に


室内やマット・毛布など、耳ダニの卵や幼虫なども多数いるので日々の洗濯や消毒などは丹念に行いましょう!

耳ダニの駆除薬は強力ですので、動物病院で適切な治療を行えば、根絶することは十分可能です。
猫ちゃんが耳を痒がっていたらすぐに診てもらいましょう!

更新日:2016年12月31日
提供元:PECO

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