
亡き兄の肖像画を見た弟犬の反応が涙を誘う image by:Tina Muir
イギリス、ブリストルで仲良く暮らしていた兄弟犬のスミフとフランク。だが先月兄のスミフが虹の橋のたもとに旅立っていった。
飼い主のリビー・デイビーはスミフの肖像画を描き、リビングに飾ることに。スミフの絵は、彼がここにいて、楽しかった日々の記憶を呼び覚ましてくれる。
その絵は弟のフランクにとっても意味のあるものとなったようだ。肖像画を発見したフランクは、心温まるこんな反応を示したのだ。
兄、スミフの肖像画を発見したフランクは尻尾をふりながら、じっとその絵を眺めた。それが兄の姿であることを理解したようだ。

フランクはすこしでも絵のそばに行こうとソファを駆け上った。二足立ちになり絵に吸い寄せられるように鼻を近づける。
興奮しながらずっと尻尾はふりっぱなしのフランクは「そこにいたの!こっちにおいでよ」と語りかけているかのようだ。

スミフは一足先に虹の橋のたもとに旅立っていったが、絵を通してフランクや家族たちをずっと見守ってくれている。
誰かが生きた記録というのは、他の誰かの記憶の中にのみ存在する。フランクの絵はずっとリビングの壁で、共に暮らした幸せな日々を思い出させてくれるだろう。記憶の中でいつまでもフランクは生き続けるのだ。