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セ・リーグ6球団 来季の飛躍が期待できる若手は誰?

週刊ベースボールONLINE

読売ジャイアンツ



巨人・横川凱

 大型左腕がついにベールを脱いだ。高卒2年目の横川凱が11月1日に一軍初昇格で、4日の広島戦(マツダ広島)で中継ぎデビュー。ここでの堂々としたマウンドさばきが認められて、東京ドーム最終戦となった11月8日のヤクルト戦にプロ入り初先発を果たし、5回1失点の投球を披露、ポテンシャルの高さをアピールした。2018年に甲子園を春、夏連覇した大阪桐蔭高の一員で、190センチの長身から角度をつけた威力ある真っすぐが持ち味。初先発後は来季の一軍戦力となるためにフェニックス・リーグが行われている宮崎へと飛んだ。今季9勝の戸郷翔征は同期入団で、今季ブレークの右腕の後を追い、先発ローテーション入りすることが期待される。

阪神タイガース



阪神・井上広大

 11回の一軍投手との対戦が来季への大きな糧になるはずだ。今季のドラフト2位、井上広大。昨夏の甲子園決勝でバックスクリーンへの3ランを放ち、履正社高に優勝をもたらした。魅力あふれる右の大砲はウエスタン・リーグの公式戦で開幕から四番で起用。平田勝男二軍監督による英才教育を受けたのだ。そのウエスタンではチーム最多の9本塁打を放ち、スラッガーとしての片りんを見せた。10月に入り一軍に呼ばれ、中日戦では2試合にスタメン出場。11打席で1安打を放ち、四球はなし。すべて初球からでもしっかりとバットを振った。来季はドラ1でアマNo.1スラッガーの近大・佐藤輝明が入団。ライバルとの争いになるが、そこはプロとして1年先輩の井上が意地を見せたいところだ。

中日ドラゴンズ



中日・根尾昂

 来季こそ飛躍してほしい逸材だ。2年前のドラフトで4球団が競合した好打者。2年目の今年は開幕を二軍で迎え、8月になってようやく一軍に昇格した。11日の広島戦(マツダ広島)で、昨年から数えて17打席目にして待望のプロ初安打を放ったものの、すぐに二軍落ち。今年も主戦場は二軍となってしまった。シーズン最終戦を前に再昇格し、2安打目をマークして来季へとつなげたのは収穫だろう。二軍では主に三番に座り、チームトップの67安打。チーム事情で遊撃、二塁、外野と多くのポジションに挑戦したが、それも将来の糧となる。殻を破り、誰もが認めるその実力を3年目の来季こそ発揮してもらいたい。

横浜DeNAベイスターズ



DeNA・細川成也

 佐野恵太、梶谷隆幸、オースティンら強力な外野陣の存在もあり、細川成也はシーズンのほとんどを二軍で過ごした。しかし、ファームでの成績は、打率.318、13本塁打、53打点、出塁率.448と圧倒的。イースタンで本塁打王、打点王、最高出塁率の打撃3冠に輝いた。4年目を迎え粗さが消えてボールに見極めも向上。ルーキーイヤーはイースタン記録を更新する182三振(435打席、三振割合41.8パーセント)を喫したが、今季は270打席で62三振(三振割合23パーセント)まで減った。持ち前のパワーは相変わらずだ。11月1日の阪神戦では今季1号アーチを横浜スタジアム左翼上段に運んだ。シーズン最終盤にはラミレス監督は四番・スタメンに抜てき。来季こそ一軍定着を目指す。

広島東洋カープ



広島・田中法彦

 広島では、今季ウエスタン・リーグの最多セーブ(12個)を記録した田中法彦だ。ファームでは防御率1.73、26イニングで27奪三振と、イニング数を超える三振数を記録した。シーズン終盤には、一軍のマウンドも経験し、2試合、打者7人に投げて1安打1四球、無失点と上々のデビュー。ストレートの球速は140キロ台半ばながら、スプリット系やスライダーなど、低めの変化球もうまく織り交ぜて相手打者を抑え込んだ。初めての一軍でも物おじせず投げ込む度胸はまさに抑え投手向き。もう一歩、ストレートの球速が上がってくれば……という部分もあるが、現在、一軍のリリーフはやや手薄な状況だけに、今後の伸び次第では来季チャンスがありそうだ。

東京ヤクルトスワローズ



ヤクルト・奥川恭伸

 もちろん、誰もが今季のドラフト1位ルーキー・奥川恭伸に期待しているだろう。今季最終戦となる11月10日の広島戦(神宮)でプロ初登板を果たした。3回途中5失点に終わりプロの洗礼を受けた形になったが、力強いストレートを投げ込んでおり、2年目となる来季は十分期待できる。チーム防御率は2年連続で12球団ワースト。チームのウイークポイントを補うためにも、スター性も抜群の若き奥川の活躍で投手陣を鼓舞し、全体の底上げにつなげたい。

写真=BBM

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