
ウォークラフトのオークになりたい男性の肉体改造 image credit: orcinfernall/Instagram
ゲームの初期レベルに登場しがちなモンスターと言えば、エルフやゴブリン、ドワーフ、そしてオークだろう。
ブラジルに住む41歳の男性は、15歳のときに初めてタトゥーを入れて以来肉体改造の虜となった。そんな彼が目指しているのは、『ウォークラフト』(Warcraft)に出てくるオークである。
自身の外見をオークに近づけるべく、ついに男性は牙を手に入れたようだ。『Oddity Central』などが伝えている。
ウォークラフトのオークに憧れて牙をつけた男性
インスタグラムアカウント『orcinfernall』で2万人近くのフォロワーを抱える男性は、自身を「オーク(Orc)」と呼んでいる。
RPG系のゲームをプレイしたことのある人ならわかると思うが、そこには様々なモンスターや亜人が登場する。彼は人気のコンピューターゲーム『ウォークラフト(Warcraft)』のオークに憧れているという。

ウォークラフトのオーク
ウォークラフトに出てくるオークは大きな2本の牙が特徴だ。彼はそれをついに手に入れた。彼は、日本円で55000円ほどの費用をかけてこの牙を取り付けたという。
15歳からタトゥー、35歳から肉体改造を始める
パラグアイとブラジルの国境にある小さな町イグアテミに妻子と暮らすタトゥーアーティストのオーク(41歳)は、15歳の時に初めてタトゥーを彫り、35歳になると肉体改造に目覚めた。
今や、体の80%はタトゥーで覆われている。皮膚だけではなく、眼球にもインクが入っている他、皮下インプラントもしており、舌や耳も裂いている。
そして最近牙を手に入れたのだ。
自分にとってあるべき姿になる
オークがこのような肉体改造をし続ける理由はたった一つ、「自分にとってあるべき姿」になるためだ。。
誰の影響を受けたわけでもなく、自分から湧き出たインスピレーションを取り入れて、このような外観になりました。
人生は短い。死は必ず訪れます。ならば、人に迷惑をかけない範囲で自分の思うように生きて、幸せになり、誰かを愛したり旅に出たり、自分のしたいことをすべきです。
だが、その自分らしさを出した独特な外観を、母親は受け入れていないという。
正直、母は私のファンではありません。でも父は容認してくれています。周りの友人たちは、私のことを変な奴と思っているでしょう。
SNSを通しても、多くのコメントを受け取りますが、そのほとんどは肯定的なもので、私に肉体改造を継続させる動機を与えてくれる励みとなっています。
嫌なこと、悪いことを言う人はどこにでもいますが、私は気にしていません。
彼の肉体改造の中でも、特に目立つ存在の2本の巨大な牙については、食事や就寝時などには不便さを感じないのだろうか?という疑問の声もあるようだ。
もしかしたら取り外し可能なものかもしれないが、オークはそれについては言及していない。
ちなみに、妻クリシュナも夫同様タトゥーや肉体改造を行っており、夫婦が情熱を共有している様子はオークのInstagramのアカウント「orcinfernall」から見ることができる。
written by Scarlet / edited by parumo