
写真・AFLO
プロ野球界で、選手として三冠王、監督として日本一3度の功績を残した野村克也さんが亡くなったのは2020年2月。亡くなった直後に対談の予定が入っていた堀江貴文氏は、「残念で仕方なかった」という。そんな堀江氏が、敬愛する野村監督との共通項を明かす。
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実は、僕が野村さんと初めて会ったのは、2004年「球団買収(近鉄バファローズ)」をはじめとする「プロ野球界再編」騒動のとき。
僕たち「仙台ライブドアフェニックス」は球界への「新規参入」に手を挙げた。ロジャー・クレメンス投手(当時・アストロズ=メジャー・リーグ通算354勝)も六本木ヒルズに来て「一緒にやろう!」と言ってくれていて、獲得の手はずを整えていた。
そんなプロセスの中で、野球関係者から「監督候補」として野村さんを強く推薦された。もう、いまはなき赤坂プリンスホテルのスイートルーム。2人で3~4時間、極秘裏に会談した。