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『とんかつDJアゲ太郎』初日を迎え、北村匠海が「ぼくは決して可愛そうな奴でもないし、とても幸せ者」 舞台あいさつで語る

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『とんかつDJアゲ太郎』初日を迎え、北村匠海が「ぼくは決して可愛そうな奴でもないし、とても幸せ者」 舞台あいさつで語る

10月30日(金)、映画『とんかつDJアゲ太郎』が封切られ、東京・丸の内ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われた。アゲ太郎を演じた主演の北村匠海のほか、山本舞香、浅香航大、池間夏海、二宮健監督が登壇した。

『とんかつDJアゲ太郎』は、『少年ジャンプ+』(集英社)で2014年9月22日から2017年3月まで連載されていたイーピャオ原案、小山ゆうじろう漫画によるウェブコミック。東京・渋谷の老舗とんかつ屋の跡取り息子・勝又揚太郎がクラブカルチャーに触れ、とんかつ屋とDJの共通点に気付き、とんかつDJアゲ太郎として「とんかつもフロアもアゲられる男」を目指して奮闘するギャグ漫画だ。2016年4月にはテレビアニメも放送されている。初の実写化で主人公・アゲ太郎を演じるのは、ダンスロックバンド・DISH//のボーカル&ギターにして、俳優の北村匠海。また、アゲ太郎が憧れる見習いスタイリスト・苑子役で山本舞香、IT企業の社長兼DJにして、アゲ太郎のライバル・DJ屋敷蔵人役で伊藤健太郎、アゲ太郎のDJの師匠・DJオイリー役で伊勢谷友介が出演。映画『チワワちゃん』の二宮健監督がメガホンをとっている。

 


久しぶりの観客の前での舞台挨拶に、北村は「本日はお越しいただき本当にありがとうございます。こうして皆さんを前にステージに立って映画の話をする日と言うのは久々なので緊張しているんですが、この映画を見てくれるみなさんに感謝を伝えられればと思います」とコメント。続けて山本も、「嬉しいですね!久しぶりに皆さんの顔を直接見られるのは本当に嬉しいです!よろしくお願いします!」と元気よく挨拶した。

クランクアップからちょうど1年で初日を迎え、気持ちを聞かれた北村は、「本当に無事映画が公開出来たことと、正直この映画をフラットに観てくれる人がどれだけいるのか不安な気持ちもありますが、僕も今日ここに立つことが少し怖かったり、色んな思いでいるのですが、この映画はコメディであり、音楽映画であり、サクセスストーリーです。僕一人ではアゲ太郎と言う役は演じ切れなかったし、映画の中に登場する色んなキャストに支えられてアゲ太郎という役を最後まで走りきることが出来ました。それは今日も同じで、この映画を一緒に作った人達と二本足でここに立てていることがとても心強いですし、それをこうやってお金を払って観に来てくれる方がいることに、とても幸せを感じております。この映画はちょっとおかしなアゲ太郎が真っ直ぐバカなことをしながら突き進んでいく映画なので、少しでも皆さんの笑顔の一つになれたら、嬉しいです」と語る。


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続けて、初のコメディとなったアゲ太郎役について、「コメディ映画に初めて出させていただく中で、人を笑わせるのって凄く難しいなと痛感しました。自分がコミカルなお芝居をする時に、どこか初めは自己暗示的に『北村はやれる!絶対にやれる!』と思いながらやっていたんですけど、いざ始まると不安でいっぱいになっちゃって(笑)。浅香君とかにも『今の大丈夫だった?』って助けてもらいながらやっていました。そして、(撮影時の)僕の一番の心の支えはここにいないんですけど、加藤諒くんでした。彼が毎日笑わせてくれていました」と振り返った。浅香が「北村君ももちろん緊張していたと思うんですけど、僕も経験が多くあるわけじゃないから、『今のどうだった?』とか僕も聞いたり、正解が分からなったりして、みんなで一つのもの作って仲良くなっていきましたね」と答えると、北村は「僕たちちょっと空気感とか似てるんですよ。凄く悩むし、凄く考えるし」と共通点を明かし、山本も「確かに!」と共感していた。

北村の初のコメディ演技について、山本は、「大変そうだなと思っていたんですけど、テストの段階で変顔をして、顔のストレッチをしてから撮影に臨んでいましたね」とコメント。北村は、「ある種の自分の中でのスイッチなんですけど、とにかく顔を動かしておこうと思っていましたね(笑)」と明かしている。その様子を現場で観ていた二宮監督は、「そうやって格闘している北村くんがとっても可愛くて。アゲ太郎の大事なものの一つに“可愛い”っていうのは絶対に必要だったので、その時の葛藤も含めて可愛さが溢れるくらい滲み出る映画になったと思います」と自信をのぞかせる。


北村とのシーンで印象に残っている場面を聞かれると、山本は、「私の周りをぐるぐる回ってダンスを踊るシーンがあるんですけど、あれ10回位やったんですよ(笑)!しかも、毎回毎回ダンスを変えてくるんですよね、アーティストをやられているので。やっぱり踊れちゃう!天才?なんですけど、一生懸命さにじわじわきちゃって、私が何度もNG出しちゃったんです(笑)。でもめちゃめちゃかっこいいシーンになっているので、見どころです!」と秘話を語った。

アゲ太郎と幼馴染の三代目道玄坂ブラザーズとして、北村との共演シーンが多かった浅香は、「過ごす時間が多かったので、控室からずっと三代目のみんなでいたのですが、本当に北村君は凄い!尊敬しました。音楽活動もやっているので、撮影を朝から夜までやった後、その後に音楽活動もしていて。そんな過密スケジュールの中で、三代目道玄坂ブラザーズはテンションの高い役だったので、そのテンションの高さを控え室でもみんなでキープしながら現場に入っていくようにしていたんですけど、忙しい中僕らと常に一緒のテンションで、現場にいる姿は尊敬しました」と感激。北村は三代目道玄坂ブラザーズについて、「チーム感が凄くあって。三代目のみんなとステージにいるシーンもあったんですけど、色んな時間を過ごしているので、そういうシーンじゃないのに彼らを見るだけですごい涙が込み上げてきたりとかする位、青春でした」と語った。


アゲ太郎の妹・ころもを演じた池間は、北村について「凄く優しくて、いつもフラットな状態で接してくださるので、緊張もほぐれて楽しく撮影が出来ました。(本編を観て)一番驚いたのは、ころもの知らないところで、お兄ちゃんがあんな格好で渋谷を爆走しているんだ!っていう所です(笑)でも最後にかけてDJにのめり込んでいくお兄ちゃんを見るのは誇らしかったし、かっこよかったです!」とコメント。二宮監督は製作にあたって意識したことを聞かれると、「アゲ太郎も可愛いし、他に出てくる方も魅力的だし、もちろん笑って欲しい映画でもあるんですけど、純粋にアゲ太郎の成長に胸に届くと良いと思ってますし、音楽も美味しいものも人生を潤してくれるものなので、そういう美しさを感じられる映画にしたいなと思っています」と語った。

最後に北村は、「本当に心の底からここに立てて映画が公開出来たことが、とても嬉しいですし、ぼくは決して可愛そうな奴でもないし、とても幸せ者だと思っています。本当に人に恵まれて監督キャスト、スタッフの皆さんに支えられてここにいますし、映画の事を話せて本当に幸せものです。この映画は色んな要素が詰まっているおもちゃ箱のような映画で、アゲ太郎を筆頭に個性豊かなキャラクター達が面白可笑しく映画を盛り上げてくれます。流れている音楽も映画館でこんな音楽聞いたことないと思わせてくれる最高のプレイリストが入っておりますので、音楽映画としても楽しめると思います。会場を出た後にとんかつを食べたくなったり、今日はいい日だったなと思っていただけたら幸いです」と胸を張り、会場から大きな拍手を受けていた。

映画『とんかつDJアゲ太郎』は公開中。

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