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ゴールデンボンバー、“エアーツアー” 3days最終日 ご当地ネタ満載、アイデアとサービス精神で笑いと感動を届けた“気持ちは沖縄”レポート 

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ゴールデンボンバー、“エアーツアー” 3days最終日 ご当地ネタ満載、アイデアとサービス精神で笑いと感動を届けた“気持ちは沖縄”レポート 

ゴールデンボンバー全国縦断無観客ライブ「エアーツアー」3days 
2020.10.18(SUN)~気持ちは沖縄~

コロナ禍で春から予定していたツアーをキャンセルし、東京でできる活動をしてきたゴールデンボンバーが、“ツアーをやりたい!”という気持を抑えきれずに、自粛警察の目をかいくぐり、ついに3日間に渡り北海道、大阪、沖縄でツアーを決行! ……という設定の配信ライブ『ゴールデンボンバー全国縦断無観客ライブ「エアーツアー」3days』を行い、ファイナルとなった10月18日の沖縄公演では、南国ムードいっぱいの会場でのライブから打ち上げまで、2時間たっぷりの笑いと感動を届けた。

昨年11月に大赤字を出した無人島(沖ノ島)での無料無観客ライブ、今年8月の『ゴールデンボンバー有料無観客ライブ「去年の無人島より100倍マシ ~電気があるって素晴らしい~」』に続く3度目の無観客ライブは、3日間で北海道、大阪、沖縄を縦断するエアーツアー。

配信ライブのときには映像の上にコメントが乗らないように、「コメント非表示」にしている人も多いと思うが、ゴールデンボンバーではコメントのツッコミもライブの一部。“メンバーたちとファンが一緒に楽しむ”ゴールデンボンバーのライブにはもってこいのコミュニケーションツールなのだ。


オープニング動画で「ハイサーイ!」とファイナルの地、沖縄に到着したメンバーたち。レイを首にかけ、『るるぶ』片手に街に繰り出すシーンが映ると、コメントで一斉に「杉並!」のツッコミの文字。そう、闊歩しているのは沖縄県ではなく東京都杉並区の“沖縄タウン”だ。

そして青い海(もちろんLEDモニター)をバックにしたステージに、「沖縄のみなさん、お久しぶり! 一緒に夜通し踊りましょう!」とメンバーが登場して「やんややんやNight 〜踊ろよ沖縄〜」がスタートすると、コメントは《やんややんや》の大合唱。男女デュエットのこの曲では、女性パートを観客が歌うのだが、女性パートになると歌詞が画面にあふれ、ファンがコメントで一緒に歌う形が出来上がっていた。


ツアーファイナルということで、MCでハイテンションぶりを見せる鬼龍院翔(ボーカル)についていけない樽美酒研二(ドラム)、歌広場淳(ベース)、喜矢武豊(ギター)だったが、「抱きしめてシュヴァルツ」では、テンション高く手を左右に振りながら客席をあおる。楽曲中に毎回何かが起こるソロパート、喜矢武のギターソロでは、その曲の前のMCでの「沖縄名物、紅芋にハマっている」という前振りに合わせ、紅芋にくらいつく。ドラムソロでは樽美酒が「本場のシークヮーサーサワーで最高のおもてなしをしたい」と言った通り、黒のTバックのお尻でシークヮーサーサワーを絞ってサワーを作れば、コメントには「飲みたくない!」の嵐。さらに紅芋を食べきった喜矢武がジャケットのジッパーを開けると、身体にくくりつけられていたゴーヤが出現。生のゴーヤにかじりつく暴挙に出たが、パフォーマンス後にはその苦さに「できれば炒めたかった」という本音ものぞかせた。歌広場が「喜矢武さんがプロだとほめたたえるコメントが多い」と言いながらも「コメントで“ゴーヤ、ちゃんとワタ抜いてるね”ってよく見てる!」と感心。鬼龍院も「皆さん、3日間通しで見ている人が多いから、こちらの苦労をわかってるのよ」と考察した。


トークの後は、「僕はインドア野郎だけど、ギリギリ南国よりの曲があった」と鬼龍院が言う「じれったい」でアップテンポのリズムに乗って手を前後に振って盛り上がっていると、途中で急にHYの「AM11:00」のピアノの調べが! 喜矢武が「沖縄に来たからには、HYさんに会いたいなー」とMCで怪しい前振りをしていたのだが、「喜矢武が歌うのか?」と期待が高まる。しかしそこに登場したのは、青い衣装の胸に金メダルを輝かせ、フロアをインラインスケートで優雅にすべるHY(はにゅう ゆずる)……に扮した喜矢武。最後のポーズを決めると花束が投げ込まれる様子まで再現した、フロアを上手くつかった無観客ライブならではの演出だ。3日間、ご当地ネタで大活躍の喜矢武は、北海道ではスープカレー、大阪では粉にまみれたという。


トークを挟んで樽美酒の絶叫とともに始まったのは、「海山川川」。海山川を形どった振付を踊りながら、「ギターソロは喜矢武豊!」と鬼龍院が促すと、ギターのポジションから消えている喜矢武。「あそこにー!」とフロアを指さすと、透明のバスタブの中でダイビングを楽しむ喜矢武が出現。水の中で海山川の振付をして、最後は水中でのピースまでして締めくくった。「君のスカートが短くて」を挟んで、しっとりとしたバラード「忙しくてよかった」に突入すると、後ろのモニターに大きなハブが通り、歌広場が「なんでハブ?」と驚くと、ギターソロを弾く喜矢武の手元にマングース(ぬいぐるみ)が現れる。マングースを生きているように操りながらギターを弾く喜矢武(ダイビング後につき濡れ髪)に「きゃんさん、プロだよ!」と、コメントも大いに盛り上がった。


ラストは、コテコテのヴィジュアル系セクション。「†ザ・V系っぽい曲†」では、「ゴールデンボンバー演奏しろ!」とコメントで大合唱。「GLORY LOVE」では、終盤に「Go Toキャンペーンで遊びまくったせいで、声が出ない……」という鬼龍院の茶番劇がスタート。「もうここで演奏を止めるしかないのか……」と心配するメンバーたちの耳に届いたのは、客席にいるファン(もちろんエアー)の歌声。そして、「なんてキレイなんだ。歌に一番大切なのはソウルだと気付いたよ。聴いてくれ、魂の歌を!」という鬼龍院の感動のセリフに、コメントも最高潮のお祭り状態に。


最後の曲、全員が楽器を置いて踊りまくる「女々しくて」では、黄色いポンポンを持って4人がステージ前方でチアダンスをすると、コメントも両手を上げる絵文字であふれる。金テープが発射されるタイミングでは、画面にはQRコードが現れ、金テープをダウンロードできるという配信ライブならではのサービスもあった。


約1時間10分、10曲というライブ。いつもは樽美酒の飛び道具も多いが、今回は何といっても喜矢武が大活躍で、「喜矢武劇場」というようなライブを展開してくれた。そしてファンからのコメントもコミュニケーションが少なくなる配信ライブを盛り上げるのに一役買い、ゴールデンボンバーらしさを存分に発揮するライブとなった。


ライブはここで終了したが、この後は「打ち上げ」と称し、ステージ前に長テーブルを出して、オリオンビールで乾杯。ゴーヤチャンプルーの他に「ジーマーミ豆腐の揚げだし」(喜矢武)、「もずくの天ぷら」(歌広場)、「山羊刺し」(鬼龍院)、「あわもりスイーツ」(樽美酒)などメンバーおススメの沖縄料理を食べながらのトークセッションに。


トークが進む中、鬼龍院の「クリスマス、どうするの?」というフリで12月24日に無観客有料配信『ゴールデンボンバークリスマスライブ ~聖夜の夢漢却廃神~』の開催が発表されたが、鬼龍院以外のメンバーは知らなかったというサプライズ発表。「それでもライブができるって素晴らしいよ!」と喜ぶ樽美酒は、「この何も知らされない感、社員とバイトみたいで、けっこう好き」という。鬼龍院が「(観客を入れたライブに向けての)これが最後の無観客ライブになるといいな。3日間ありがとうございました。クリスマスのワンマンライブも楽しみに。それまでは喜矢武さんのドラマ『マリーミー!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を見て過ごしてください! ありがとー!」と締めくくり、打ち上げまでの約2時間を無事に終了した。

取材・文=坂本ゆかり 撮影=菅沼剛弘

 

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