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LiSAが胸に灯す「炎」。歌詞に込められているのは悲しみを乗り越えて生きていく強い想い

UtaTen

LiSAが胸に灯す「炎」。歌詞に込められているのは悲しみを乗り越えて生きていく強い想い

「THE FIRST TAKE」で見せた涙


LiSAが2020年10月14日に、17枚目のシングル『炎』をリリースしました。

2019年にアニメ「鬼滅の刃」の主題歌として大ヒットした『紅蓮華』に続き、今作『炎』は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌として書き下ろされた一曲です。

また、10月16日にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開された『炎』の映像も注目されています。

▲LiSA – 炎 / THE FIRST TAKE

歌唱後には溢れる感情のまま、わずかに涙を見せたLiSA。

これまで、“ロックヒロイン”として多くの人の背中を力強く押してきた彼女が、『炎』に込めた想いがその表情からも感じ取れます。

悲しくても、強く明るく歌い続けてきたLiSAだからこそ、聴く者に深く突き刺さる『炎』。

その歌詞に込められた意味を、ここでは「鬼滅の刃」のストーリーではなくLiSA自身の生き様から紐解いていきます。



いつだって別れには痛みや悲しみが伴います。

君と別れることの悲しみに打ちひしがれている僕が、君に届くように「さよなら」「ありがとう」を声の限り叫ぶ。

『炎』は、別れゆく人への想いと悲しみを抱えて生きる人への楽曲なのでしょう。




「このまま続くと思っていた」ことが突然失われてしまうこと。

想像してみれば、その例はたくさんあります。

例えば、会えるはずだった友人、触れられるはずだった恋人、聴けるはずだった音楽。

今この時代だからこそ失われてしまった“当然”がたくさんあります。

LiSA自身も、予定されていたドームツアーが延期になるなど、突然失われた未来に打ちひしがれたことでしょう。

もちろん、そのことをそのまま映し出した歌詞ではないかもしれませんが、映画のストーリーを超えて、現代を生きる私たちに伝わるメッセージを感じさせてくれます。



「THE FIRST TAKE」での歌唱後、LiSAが口にした一言の重みが『炎』のサビには滲み出ています。

「どんなに辛くても、生きていかなくちゃいけないんだっていう、今までの色んな自分の中の想いが(溢れてきて)、途中からライブのような気持ちで、息も想いもマイクの中に入っていったような気がしました。」

今日もどこかで誰かが悲しみ、苦しみながら生きている。そんな世界で君と僕が出会って、お互い手を取って懸命に生きていた。

そしていつかやってくる別れにまた胸を焦がして、悲しみの波に揉まれながら、それでもまた懸命に生きていかねばならない。

この世界が持つ残酷さに、きっと誰もが気付いているでしょう。

けれど、そんな世界で「どんなに辛くても、生きていかなくちゃならないんだ」と叫ぶ『炎』は、これまでのLiSAのパワフルな楽曲とは少し違った熱のある輝きを放っています。

始めから強い人などいない





大人になっていくたびに、自分の周りの世界は徐々に広くなっていきます。出会う人が増え、環境が変わっていく度に、別れがついて回るでしょう。

「出会いの数だけ別れがある」とよく言いますが、失いながら生きていくことの残酷さを実感して胸が痛む歌詞となっています。

誰かを勇気付けながら歌ってきたLiSAだからこそ「もう何一つだって失いたくない」と震える歌声が、聴く者の心を震わせます。



私たちが悲しみの底に沈んだときには、いつでも“ロックヒロイン”が手を差し伸べてくれました。

でも、そのヒロインが悲しみの底に沈んだときは、誰が彼女に手を差し伸べるのでしょうか。

そんなヒロインのジレンマを想像させますが、それでも誰かを「守りぬくと誓った」からこそ強くあれる。

始めから強い人など誰もいません。「守りたい」と思うから強くなる。

強く生きる人の、柔らかく人間らしい部分に心打たれる歌詞です。



守れなかったかけがえのない世界。僕がもっと強ければ守れた世界。

そんな後悔と悲しみ、そして強くなりたいと願う思いが感じられるフレーズです。

力んだ握りこぶしから血が滲むような、痛みを伴う感情を伺うことができます。

「紅蓮華」から「炎」へ





別れの先にある未来を歩いていかねばならない現実。

現実を生きていく者には、別れた人たちとの約束が時には枷のように、時には翼のように身体に植え付けられていくものなのかもしれません。

大人になるにつれてその約束の数が増え、その数だけ「強くなりたい」と願う。

“ロックヒロイン”LiSAは、大人になりながら抱えてきた数々の「守りたいもの」を守るために強くなったのだと、そう思わせてくれる歌詞です。



『紅蓮華』が火炎を模した花だとしたら、『炎』は燃え盛る火炎そのものです。

怒りや悲しみ、誰かを大切に思う気持ちが合わさって大きな炎を形作っている。

その炎を胸に灯して、未来に向かって生きていく。

「それでも、生きていかなくちゃいけない」

その言葉の意味が痛いほど伝わるメッセージに、必ず誰もが心を打たれるはずです。


TEXT DĀ

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