吉永小百合、堺雅人との2度目の親子役に「息子という思いにぴたっとなれた」
吉永小百合、堺雅人との2度目の親子役に「息子という思いにぴたっとなれた」
大女優・吉永小百合の映画出演120作目となった『北の桜守』。本作の先行上映会があべのアポロシネマ(大阪市)で開催され、吉永、堺雅人、滝田洋二郎監督が舞台挨拶を行った。

本作は、吉永が主演した『北の零年』(2005)、『北のカナリアたち』(2012)に続いて、北海道が舞台となった“北の三部作”の最終章。第二次世界大戦末期から高度経済成長期にかけて、吉永演じる厳しくも温かい母親・江蓮(えづれ)、老いた母と共に生きる息子・修二郎の姿を描いていく親子の物語。

2011年にアニメーション映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』でも親子を演じている吉永、堺。2度目の親子役での共演となったが、吉永は「あまりいろいろと意識をしなくても、息子という思いにぴたっとなりました。堺さんの演技力にぐいぐいと引き込まれ、最後も気持ちに寄り添うことができました」と呼吸が合ったという。

それを聞いた堺は、「こんなに幸せなことはありません。親子役ですが、見ようによっては恋人や姉弟にも感じられる。いろんな想いを抱くシーンがありました」と感激した。

撮影は2017年2月にスタート。吉永は、「とても寒かったですが、素晴らしい流氷も見ることができました。6月には堺さんが合流した頃には、エゾヤマザクラが咲いていました。おいしいものもたくさんあって、幸せな撮影でした」とロケ地・稚内のさまざまな季節を感じながら撮影を進めていった。

堺は、「(修二郎の幼少期を演じた)子役の方は寒さでつらかったと思いますが、私はウニなどを食べて、楽しい思い出しかありません」と笑わせた。

吉永の120本目の出演映画を撮るという大役を担った滝田監督は、「映画を119本背負っていらっしゃり、その一つ一つの積み重ねがあり、スケールの大きな方。映画らしい映画を思う存分、撮らせていただきました」と力を出し切ったという。

この日は、発売されたばかりの吉永の著書『私が愛した映画たち』などのプレゼント抽選会も行われ、劇場に集まった“サユリスト”は大喜び。吉永は、「映画を観終わったら、いろいろな思いを話し合って欲しい」と呼びかけた。

映画『北の桜守』は2018年3月10日より全国公開。
(更新日:2018年3月8日)

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