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オープン戦で結果を残してシーズンにつなげる男

週刊ベースボールONLINE


楽天・銀次

 プロ野球ではオープン戦が始まった。開幕までの最終調整をする選手、一軍メンバー入りへアピールする選手、それぞれのとらえ方があるが、オープン戦での成績はシーズンの成績と関わってくることも多い。楽天の銀次は特にそれが顕著で、ここ5年間のオープン戦とシーズンの成績を見てみるとよく分かる。2013年はオープン戦で13試合に出場し、打率.232で規定打席に到達。シーズンでは主力として優勝に貢献し、131試合出場で打率.317とブレークの1年となった。

 翌14年も16試合で打率.300だと、シーズンでも117試合で打率.327だ。一方、15、16年のオープン戦は、侍ジャパンに選出されたこともあり規定打席に到達せず。するとシーズンでもケガの影響もあり15年は82試合、16年は125試合出場で打率.274と振るわなかった。オフには年俸も下がり、再起を図りたい17年は16試合で打率.293と結果を残すと、シーズンでも自身初の全試合出場を果たし、打率.293でチームのポストシーズン進出へ大きく貢献している。

 全員にこの傾向があるかと言えば、もちろんそうではない。しかしチームを見ても、優勝した13年には、主力となった聖澤諒やマギー(現巨人)もオープン戦で規定打席に到達し、4年ぶりのポストシーズン進出を果たした17年は、銀次と同じく初の全試合に出場した島内宏明や、一番として打線をけん引した茂木栄五郎もオープン戦でコンスタントに打ち続けていた。

 オープン戦はまだ始まったばかりだが、その成績をたどっていけば今季の期待値が見えてくる。楽天で言えば、成績が良かった選手が多ければチーム成績にも期待ができそうだ。

 ただ、これが投手になるとまったく当てはまらない。昨年、則本昂大、岸孝之、美馬学が先発3本柱となっていたが、オープン戦では誰も規定投球回には達していない。とはいえ、やはりオープン戦はシーズンの成績と少なからずリンクするもの。開幕まで残り1カ月。シーズンを占うオープン戦にも注目していきたいところだ。

文=阿部ちはる 写真=BBM

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