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秋山ソフトバンクがオープン戦白星スタート!【2009年2月28日】

週刊ベースボールONLINE


オープン戦初戦を3対0と勝利で飾った秋山ホークス

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は2月28日だ。

 王貞治監督の勇退で、2009年からソフトバンク監督となった秋山幸二。そのオープン戦初戦が2月28日の対広島戦(都城)だった。歴戦のツワモノもさすがに勝手が違い、緊張したようで、試合前マネジャーに不安そうな顔で「メンバー交換はどうすればいいのかな」と尋ねたという。

 しかし、試合に入ると、しっかりと状況を把握した的確な試合運びを見せた。1対0の9回表、一死から四球で走者が出ると、森本学にエンドランのサイン。これが見事に決まって一、三塁。ここから犠飛とタイムリーで2点を奪って試合を決めた(3対0)。

「2つのバントとエンドラン? キャンプの延長線上だからねえ。まだまだこれからだよ。まあ、相手が(どんどん)変わって決まりだせば自信にはなるかな」と慎重な構えの秋山監督だったが、チームが自分の意図どおりに動いてくれるという手ごたえは感じたのではないだろうか。

 4投手の継投だったが、広島打線を5安打無失点に抑え、特にルーキーの巽真悟が先発して4回を無失点に抑えたのは大収穫だろう。

 近代時代に1試合23三振を奪った右腕も、キャンプ中の評価は「?」だった。紅白戦で3回7失点だったと思うと次は3回無失点。いいのか悪いのか分からないという「?」だった。

 しかし、この日は毎回のように走者を背負いながら要所をMAX144キロのストレート、チェンジアップ、スライダーで抑え、広島に得点を許さなかった。この粘りの投球を続けられるようなら「?」マークも消えてくれるはずだ。

「とりあえずゼロに抑えられて良かった。紅白戦よりもちろん緊張したが、逆にいい緊張感になったのではないか。とにかく思い切り腕を振ることだけを考えた。次の課題は走者が出たときのサイン交換を早くすることと、クイックですね」と巽。次のマウンドは3月7日の巨人戦(ヤフードーム)の予定だが、67キロのスリムな22歳は、本拠地のファンのハートをつかめるのだろうか。

 秋山ソフトバンクは1日の同カードも(宮崎アイビー)も7対2で勝ち、最高のスタートになった。

写真=島田由明

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