「なぜあんなことをしてしまったのだろう?」「どうしてちゃんとできなかったのだろう?」と後悔ばかりしていませんか? すぐに「自分が悪い」と考える癖があると、苦しい気持ちになりやすいものです。
今回は、「自責の念」の意味、自責の念が強い人の特徴と心理、それから自分を解放するための対処方法を紹介します。

■「自責の念」の意味とは
言葉の意味として、自責は「自分で自分の過ちをとがめること。また、自分に責任があると考えること」、念は「思い」「気持ち」です(『デジタル大辞泉』小学館)。
自責の念に駆られる状態とは、過ちや無力さを「自分のせい」と思い、「自分が悪い」と自分自身を責める気持ちから逃れられない状態を言います。
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自責の念に駆られやすい人の特徴
自責の念に駆られやすい人は、何かうまくいかないことがあった時に、まず「自分が悪いのでは?」と考えるタイプです。具体的には次のような特徴があります。
◇(1)口癖が「すみません」

人から何かしてもらった時、「ありがとう」というお礼の言葉ではなく、「申し訳ありません」「すみません」「ごめんなさい」などと言いがちです。