top_line

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?

D2CSOL

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?(C)D2CSOL ワインを良質な状態で配送する「動くワインセラー」は、レストランに指定の高級ワインやシャンパンなどを最短15分で届けてくれる驚きのデリバリーサービス。一般的に、ワインを配送するには十分な管理体制が必要とされますが、このサービスを利用すれば高品質なワインの風味を損なうことなく、しかも飲みごろの状態でいただくことができるのだとか。

今回は、そんな「動くワインセラー」を運営されている東熱パネコン株式会社の代表取締役 柴田 亮さんと、配送システムを管理するCBcloud株式会社の代表取締役 松本隆一さんにお話を伺いました。

独自システムでワインを届ける「動くワインセラー」

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?

「動くワインセラー」のサービスについて具体的に教えてください。

柴田さん(写真右):動くワインセラーは、ワインの品質保持や熟成に重要な適正温度と湿度、最良な空気環境、振動性を限りなく軽減した保存状態のまま、迅速にお客様の手元までワインをお届けする世界初のサービスです。

オーダー方法は、提携しているレストランに専用タブレットがあり、そこで自分の好きなワインやシャンパンを選んで、待つだけ。現在は港区と中央区のみの展開ですが、最短15分でお届けします。

サービスをはじめたきっかけについて教えてください。

柴田さん:弊社は設備会社なんですが、6年くらい前に、「Terroir(テロワール)」という熟成専用のワインセラーを受注製作するブランドを立ち上げたんです。世界で最もワインのポテンシャルを引き出すワインセラーを、お客様の自宅や店舗に合わせてオリジナルで作ることができるんです。

そのサービスを展開する中で、お客様がお店で飲みたいと思ったワインやシャンパンを最高の状態でパッと届けられたらいいなということで、「動くワインセラー」を始めました。

どんな種類のワインがありますか? また、提携しているレストランについても教えてください。

柴田さん:カリフォルニアワインの最高峰「オーパス ワン(2013年)赤」や、カリフォルニアのヴィンテージワイン「キスラー ヴィンヤーズ ノワゼッティエール シャルドネ(2014年)白」、シャンパーニュの世界最高峰「クリュッグシャンパン」などもご用意しています。

新橋の「ワイン蔵」、白金の「鮨 子史貴」などを筆頭に、さまざまなジャンルの飲食店でご利用いただいています。和食やお鮨屋さんの利用率が高めですね。

どのようなシステムで配送されるのですか?

松本さん(写真左):現在、配送業者は個人事業主で車両約15万台分の事業者がいるのですが、弊社はその中の車両3,700台と契約しており、ワインの品質を保持しながら配送する独自のシステムで、お客様へお届けしています。また、店舗にある専用タブレットのGPS機能で、今どこに荷物があるか位置情報を見られるようになっています。

ワイン本来のおいしさと、付加価値を追求

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?

「動くワインセラー」の強みを教えてください。

柴田さん:ワインが本当に好きな方は、澱(オリ)が混ざると飲まないし、振動にさらされたシャンパンも飲まないのですが、「動くワインセラー」の場合、ワインやシャンパンにとって最適な状態を保持しながらお客様に提供することが可能です。

一般的に赤ワインの温度は14℃、白ワインは11℃、シャンパンは9℃、湿度はそれぞれ70%程度が良いといわれており、全ての輸送時にワインの熟成に適正な温度、湿度、空気環境を保つよう配慮しています。

また、過度な振動は、ボトル内の空気がワインと触れることで酸化を促し、ワイン本来の味を損なう可能性があるため、弊社では配送専用ボックスを開発し、一定の温度・湿度が電源無しで約3日間維持できるほか、車両からの振動を1.0G(Gは“重力加速度”のこと)以内に軽減する免振技術を取り入れています。

提携店舗へのメリットはありますか?

柴田さん:まずワインの品質を保ってくれるワインセラーをお店に作らなくてもいいこと、あとは受注された分だけの配送なので、飲食店が在庫を持たなくて良い点が大きいですね。また、お客様のワイン情報などをデータベース化するので、アルバイトやスタッフの方が辞められた場合でも、お客様の情報がずっと残るのが利点です。

どういったお客様が多く利用されていますか?

柴田さん:お店では40代~60代のワイン好きで感度の高い方が多いようです。例えば、200万円の車と200万円のワインだと、車は鍵を指して動かした瞬間価値が下がりますが、ワインは適正な環境で熟成させればさせるほど、どんどん価値が上がります。ですので、そういったモノの価値を見極められる方に弊社のサービスを利用していただいております。

まずは提携レストランでお試しを!

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?

このほかどういったサービスを展開されていますか?

柴田さん:「AI Marche」というプラットフォーム構想を展開しており、その中に「フリーセラー」というサービスがあります。湿度を程良く保ってくれる環境材を備え、適正温度に設定されたワインセラー(デイセラー)を店舗に無償で貸し出しているんです。このセラーはお店に置いてもさほど場所をとらないコンパクトサイズなので、よく出るワインは店舗に貸し出されたそのフリーセラーからお客様に提供し、記念日などで利用される高級なワインは「動くワインセラー」を利用する、という使い方が可能です。

今後は、感度の高い人たちが集まるプラットフォームを作りたいので、「動くワインセラー」はまだまだ序章にすぎなく、既にケーキの配送を開始したほか、今後はお酒と合わせて花束やお酒に合うおつまみなど、ギフトサービスや嗜好品を提供できるシステムを追加していこうと思っています。

今後は個人でも気軽に注文できるワインサービスを展開

飲みごろのワインをお届け!「動くワインセラー」とは?

今後は個人でも「動くワインセラー」を利用できるようになるのでしょうか?

柴田さん:そうですね。現在は店舗のみでの提供ですが、今後は個人でも注文できるよう展開していく予定です。

具体的には、自宅以外ではホテルやブライダルパーティ、誕生日などのサプライズ、BBQスペース、昇進・転職祝いなどの利用シーンを考えています。昨年12月に、トライアル期間として個人のお客様への配送サービスも行なったのですが、新幹線のグリーン車にお客様のワインを提供した際は、「最高だった」というお言葉も頂きました。

最後に、「動くワインセラー」を通じて何を伝えていきたいですか?

柴田さん:もうすぐバレンタインですが、そういったイベントはもちろん、どんなときでも本当に価値のあるワインやシャンパンを恋人や大切な友人と一緒に楽しんでいただきたいですね。

日本はまだまだワイン文化が浅いので、「動くワインセラー」を通じて本当においしいワインの価値を知ってもらいたいです。家の地下を利用してワインを貯蔵する「カーブ」を持つヨーロッパのように、たくさんのお店に好きなワインを預けておいて、いつでも気軽に最高の品質のワインを楽しめるような、ワインがもっと身近にある環境が日本にも広まったらいいなと思います。

ワインには適正な温度、湿度があり、振動を与えないことが大切なんですね。一度劣化してしまったらそのおいしさを二度と取り戻すことができないワイン。その品質を損なわずに、美味しい環境を保ったままいただくことができるなんて本当に素晴らしいことです。近々、個人向けサービスも始動予定の「動くワインセラー」をいち早くお試ししたいワイン愛好家の方は、まず同サービスを導入しているレストランで、特別な1本をオーダーしてみてはいかがでしょうか。

取材協力
東熱パネコン株式会社
http://www.ai-marche.com/
CBcloud株式会社
http://cb-cloud.com/

美味しいワインが飲めるレストランの情報ならdグルメ!
美味しいワインが飲めるレストランの情報ならdグルメ!
話題のレシピ、グルメイベントレポートなど様々な情報をお届けします!

初回31日間おためし無料!詳しくはこちら

TOPICS

ランキング

ジャンル