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くだらなくても世界一!【珍】ギネス記録の数々

日刊ホントの話

 「ギネスブック」の愛称でも親しまれる『Guinness World Records(ギネス世界記録)』は、身長・体重・長寿世界一といった身体にまつわるあれこれ、リンゴの皮むきの長さ・コインの積み重ね数・縄とびの回数・スパゲッティの早食といった多様な特技、アート&メディアやスポーツの偉業といった様々な人間にまつわる記録だけでなく、動・植物、科学、自然などのあらゆるジャンルから“世界一の記録”を集めたユニークな本です。

 そして、発行元が出版社ではなく、イギリスのビール会社・ギネス社であることも特徴的です。当時ギネス醸造所の最高経営責任者だったヒュー・ビーバー卿が発した「ヨーロッパで最も速く飛ぶ狩猟鳥はどれか?」という問いをきっかけに、「世界一を集めた書籍」が誕生しました。1955年に初版が出版され、以後毎年、新記録を加えて刊行されています。

 なお、『ギネス世界記録』に掲載されるためには、申請を経たうえで必ず記録認定委員会による公認を得る必要があります。

 以上のようなユニーク性と信頼性から世代を超えて愛され続け、2004年には『ギネス世界記録』の売上総数が1億冊を超え、2005年現在には37言語に翻訳されるようになりました。今もその人気は衰えることなく世界中で親しまれつつ楽しまれ、日々新たな挑戦者と世界記録を生み出しています。

 そんな伝統あるギネス記録の数々から今回は、<珍>ギネス記録を紹介したいと思います。

●最多・最大!ギネス記録・5選

1.スパイダーマンの恰好をして集まった最多人数
 2018年9月16日。マーベル・エンターテインメント(アメリカ)とソニー・インタラクティブエンタテイメント・ヨーロッパ(イギリス)は、ピーター・パーカー(スパイダーマン)大ファン547人をスウェーデンのストックホルムに呼び集めました。

2.最大のラグビー・スクラム
 2018年9月23日。豊田商工会議所青年部が企画し、ラグビーのワールドカップ2019の開催地となった愛知県の豊田スタジアムで2,586人がスクラムを組み、新記録を達成しました。

3.1分間でチームで単一ロープを跳んだ最多縄跳び回数
 2017年6月12日。静岡県富士市立原田小学校の生徒14人が、8の字まわりにロープに飛び込み、一人18回以上、1分間で合計225スキップの新記録を達成しました。

4.サンタが大集合して最大のサーフィンレッスンを開催
 2015年12月24日。オーストラリアのシドニーに320人のサンタの格好をした人々が大集合。ボンディビーチで30分間のサーフィンレッスンを受講し、世界記録を達成しました。

5.TVコマーシャル向けに同時に踊った最多人数
 2018年7月6日。東京都立川市の国営昭和記念公園で行われた「ポカリスエット」のTVコマーシャル撮影「ガチダンスFESイベント」における中高生たち3,770人のダンスが有効と認められ、CMオンエアをもってギネス世界記録に認定されました。

●最長・最短!ギネス記録・5選

1.最も長いファンファーレ・トランペット奏者の列
 2018年11月4日。大阪府の御堂筋にトランペットの演奏者172人が集結し、行進。最も長いファンファーレ・トランペット奏者の列(バルブ式)となりました。

2.手を使わずにホットドッグを食べる最短時間
 2018年12月13日。数学教師兼フードファイターのミシェル・レスコ氏(アメリカ)は、手を使わずに21秒60でホットドッグを完食し、記録達成をはたしました。

3.1時間でサッカーボールをリフティングした最長移動距離
 2019年3月12日。サッカーフリースタイルのジョン・ファンワース氏(イギリス)は、モロッコのサハラ砂漠を、サッカーボールをリフティングしながら58.2キロメートル移動することに成功しました。

4.指1本で定型文をタイプする最短時間
 2018年10月10日。カショル・ダスグプタ氏(インド)は、「ギネスワールドレコーズは私にこの文章を指1本で最速タイプすることを挑ませた」という内容の文章を、21秒99でタイプしました。

5.最も長いシャボン玉のラリー
 2016年4月13日。“レイ・バブルズ”ことウマル・ショエイブ氏(イギリス)と息子のレイハーン氏(フランス)は、表面がシャボン玉液の膜でおおわれたラケットを使い、シャボン玉のパスを10回成功させました。

●番外編:おうち時間充実!ギネス記録・5選

1.頭の上に30秒間のせ続けた最多のトイレットペーパーロール
 2017年5月16日。有名ジャグラーのジョシュ・ホートン氏(アメリカ)が、12ロールのトイレットペーパーを頭の上に積み上げ、規定である30秒以上キープすることに成功しました。

2.マトリョーシカを目隠しのまま分解して組み立てた最短時間
 2018年10月27日。カスク・ジョージ・トギーヴィック氏(ロシア)は、8秒01で5層のマトリョーシカを分解し、再び組み立てました。

3.1分間で最も多く箸でのベイクドビーンズつかみ食いした数
 2015年7月1日。ミスターチェリーことお笑い芸人のチェリー吉武氏(日本)が、1分間で71個のベイクドビーンズを箸でつかみ、口に運ぶことに成功しました。

4.ヨーヨーの「ウォーキング・ザ・ドッグ」の最長距離
 2018年12月15日。コメディアンかつヨーヨーの世界チャンピオンでもあるマーク・ヘイワード氏(アメリカ)が、ウォーキング・ザ・ドッグ(別名「犬の散歩」。ヨーヨーを下へ投げて地面を走らせる技)の最長距離8.28メートルを達成しました。

5.野球バットを指に立てての100メートル最速記録
 2018年10月5日。ジャグラーのデヴィッド・ラッシュ氏(アメリカ)が、野球バッドを指に立てたまま、100メートルを14秒28秒で走破しました。

 いかがでしたでしょうか。気になるものや挑戦したいものがあったりみつかったりしましたら、ぜひチャレンジのうえ申請してみてはいかがでしょうか。

<参考文献・参考サイト>
・ギネス世界記録: ギネスワールドレコーズ公式サイト
https://www.guinnessworldrecords.jp/
・「ギネスブック」『デジタル大辞泉』(小学館)
・「ギネスブック」『日本大百科全書』(佐藤農人著、小学館)
・『ギネス世界記録 2020』(クレイグ・グレンディ編、大木哲ほか訳、角川アスキー総合研究所)

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