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パナソニック打線を牽引する四番・片山勢三が誓う都市対抗での活躍/豊島わかなの「都市対抗を夢見る男」

週刊ベースボールONLINE


パナソニック・片山勢三(写真=BBM)

 11月22日から開催される、第91回都市対抗野球大会の予選が各地区でスタートしている。9月1日から熱戦を繰り広げている強豪ぞろいの近畿地区予選は、5つ用意された代表権の獲得を目指して、毎年激戦必至だ。

 注目度の高い地区予選を勝ち抜き、9月16日に見事、第二代表の座を手に入れたパナソニック。昨年は都市対抗で8強入りを果たし、田中篤史監督が「優勝したJFE東日本と戦えたのは、選手たちの自信つながった」と話すとおり、試合は投打のバランスが取れており、終始安定した展開だった。昨年は、どちらかというと投手陣の踏ん張りで勝利につながっている試合が多かったチームだが、今年は四番・片山勢三の打力が光った。

 176センチ105キロと、大きな体格と力強いスイングが特徴的な片山は、九州共立大を卒業後、2018年にパナソニックに入社。この年の公式戦で6本の本塁打を放ち、指名打者で社会人野球ベストナインにも選ばれた。

「追い込まれていたけど、焦らず。1打席目は特に強い気持ちで打席に立ちました。とにかく積極的にバットに当てにいくことだけに集中していました。結果的にチームの勝ちにつながったので、自分の中ではよかったかな、と思います」と、片山が話すとおり、9月14日に行われたカナフレックスとの試合から合わせて9打数7安打と打線をけん引した。


都市対抗出場を決めたパナソニックナイン(写真=豊島若菜)

 チームの打力をさらに引き上げた背景には、選手兼任コーチながら、一番打者として出場している田中宗一郎の存在が大きい。コロナ禍で練習がままならない時期も、できるだけ選手たちに寄り添い、また自身も試合で結果を出して、後輩たちに「背中で語るプレー」をしてきた。選手兼任コーチという立場上、選手たちとの距離が近いため、若手選手たちがリラックスして試合に挑めるきっかけにもなった。

「本当だったら、宗一郎さんに頼らずに、若いメンバーで結果を出せと指導もされています。だから本戦では宗一郎さんにも投手陣にも甘えないで、打撃でも勝利につながるよう戦いたいです。目の前の試合にだけ集中して、まずは1打席目で点が取れるよう気合を入れてやりたいです」と、大型強打者は、明るい笑顔を見せながら豊富を語ってくれた。

豊島わかな(とよしま・わかな)
1986年12月14日生まれ。愛知県出身。2017年から日本野球連盟公式サポーターを務め、社会人野球の魅力を伝えている。

文=豊島わかな

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