宇野結也&武藤賢人が「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」での〈手塚vs木手〉に対する熱き想いを語る
宇野結也&武藤賢人が「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」での〈手塚vs木手〉に対する熱き想いを語る
いよいよ東京凱旋公演を残すのみとなった「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」。熱き全国大会緒戦のクライマックスを飾るのが、手塚国光(宇野結也)と木手永四郎(武藤賢人)の部長対決だ。本公 […]

いよいよ東京凱旋公演を残すのみとなった「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」。熱き全国大会緒戦のクライマックスを飾るのが、手塚国光(宇野結也)と木手永四郎(武藤賢人)の部長対決だ。本公演としてはこれが最後となる宇野結也と、初の『テニミュ』出演となる武藤賢人。立場は好対照だが、お互いどんな気持ちで試合に臨んでいるのだろうか。公演が後半戦に差しかかった今だからこそ明かせる2人の胸中をお届けしよう。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 冨田望

出番の前に「比嘉中はいでぇー」って円陣を組みました

ーー まず現・青学(せいがく)メンバーにとってはこれが最後の公演。宇野さんはどんな気持ちで初日を迎えましたか?

宇野結也 この比嘉公演は、怪我で戦線離脱していた手塚がやっと戻ってくるので、みんなに「やっぱり手塚だ」っていうところを見せたいというのが僕の一番の気持ち。だからとにかく手塚としてカッコいい姿で舞台に立ちたいなって。その気合いはめちゃくちゃ入っていました。

ーー 六角公演から数えて3公演目。いよいよ手塚の試合シーンも披露となりました。

宇野 やっぱり今までとは全然違いましたね。袖から試合を見ているのと、一緒に舞台に立って試合を見ているのでは感覚が全然違って。みんなと同じ空間にいるっていうだけで僕個人としても嬉しかったし、手塚としてもみんなが成長している姿を間近で見られて嬉しいんだろうなって思いながら稽古に臨んでいました。

宇野結也

ーー そして武藤さんは初『テニミュ』です。

武藤賢人 もう本番がくるのが想像できなくて。どれくらい客席にお客さんがいるんだろうとか、舞台から見た景色ってどんなのだろうとか、まったくの未知数で。初日は人生で一番緊張しました(笑)。

武藤賢人

ーー 緊張を自覚したのはどのタイミングに?

武藤 始まる前のあのポーンポーンっていうボールの音を聞いたときですね。

宇野 わかる。あの音、本当に緊張するよね。僕たちも六角公演のときは袖であの音を聞いてたんですよ。もうそのときの緊張感はすごくて。

武藤 事前にそういう話は聞いてはいたんですけど、あの音が鳴る瞬間はまだ僕らは楽屋にいるし、大丈夫だろうと思ってたんですよ。そしたらまさかこれほどまでの緊張感とは……(笑)。

ーー 出番の前は比嘉のメンバーで何かしましたか?

武藤 緊張するのはもう仕方ないから割り切って楽しもうって。それで、もしも周りが見えなくなったら、とりあえずメンバーの顔を見て、みんなで戦っている気持ちを忘れずにいこうって話していました。で、出る直前にはみんなで円陣を組んで「比嘉中はいでぇー」の掛け声で締めました。

あの試合には、木手に対する手塚の優しさが詰まっている

ーー 2人の試合シーンは、本番、どんな気持ちで臨んでいますか?

宇野 宇野結也としての感情はまったくなくて。ただただ改めて手塚という人間に近づけたという感触がありましたね。汚い行為をしてでも勝とうとする木手に対して、「そんなお前の勝利を、部員たちは望んでいるのか?」って問いかけるところがあるんですけど。あれは決して怒っているのではなくて。むしろ自分自身の経験や失敗を踏まえて言っているセリフだと思うんですよ。

ーー と言うと?

宇野 手塚自身、氷帝公演は勝利のために肩の痛みをこらえて戦ったんですけど、結果的にそのせいでしばらくチームを離れることになってしまった。たぶん手塚はすごく悩んだと思うんですよ、本当にあのときの自分は正しかったのかって。だからこそ、木手に問いかけたと思うんです、本当にそれでいいのかって。

武藤 この試合のときの結也さんは本当にすごいです。それこそ初日なんて試合が始まる直前は、正直心臓がバクバクしてたんですけど、結也さんの顔を見ると完全に手塚の目でこっちを睨んでくれていて。そこで感情が入ったというか。結也さんのおかげで木手として生きられたっていう感じでした。

宇野 やっぱりね、比嘉には比嘉で何としてでも勝たなきゃいけないプライドがあって。環境は違えど、テニスが好きだという気持ちはみんな同じなんですよ。だからこそ木手に気づいて欲しかった。あの試合は、手塚の優しさがいっぱい込められた試合です。それが現時点で木手に届いているかどうかはわからないですけど、きっと後々の彼のテニス人生に影響を与える大事な試合になっているんじゃないかなって。でも、そんなふうに気づけたのは自分が実際に演じたからで。それこそ小学生の頃から大好きな漫画でしたけど、読めば読むほどわかることが増えるというか。「許斐(剛)先生、マジですげえ!」って思います(笑)。

武藤 そうなんですよね。比嘉ってどうしても悪役に見られがちなんですけど、比嘉には比嘉のドラマがあって、彼らも必死に練習してきてる。悪役っぽく見えるんですけど、本当に純粋で、テニスが好きで、勝ちたいだけの、めちゃめちゃいいヤツらなんですよ。僕も演じてみて、比嘉に対する感じ方はすごく変わりました。だって、手塚と木手では、明らかに実力の差がある。それでも木手は何とか比嘉の意地を見せようと手塚に噛みつく。そういう木手の強い魂は、公演を重ねるごとに、どんどん深く感じられるようになってきました。

宇野結也&武藤賢人が「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs比嘉」での〈手塚vs木手〉に対する熱き想いを語るは、【es】エンタメステーションへ。

(更新日:2018年2月11日)

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